タイミング良く子犬をトイレ誘導 成功したらすぐごほうびを
さて、排泄のタイミングがわかるようになったら、排泄しそうなタイミングでトイレに誘導しましょう。最初は抱っこしてトイレまで連れて行き、トイレサークルの中に入れてあげましょう。
トイレサークルの中にはペットシーツを敷き詰めます。ペットシーツにおしっこのにおいを少しつけておいてあげると理解しやすいので、トイレを失敗した際におしっこを拭きとる前に少しだけ新しいペットシーツの端に染み込ませてトイレサークルに敷いてみても良いでしょう。
トイレに入れると子犬は匂いを嗅いでウロウロします。この際、覆いかぶさるような姿勢で見下ろしたり、ジッと見つめると子犬に威圧感を与えてしまいます。穏やかな雰囲気で横に立ち、さりげなく見守るようにします。
ごほうびはトイレのすぐそばに置いておくのがコツ
そして子犬が排泄し始めたらすぐにやさしく「おりこう」と言い、排泄し終わったらすかさず口元にごほうびを差し出します。
この際、ごほうびを与えるタイミングが非常に大切で、排泄し終わって子犬がサークルに飛びついたり、部屋の中をウロウロし始めてから与えても、トイレで排泄したことに対するごほうびだと理解できません。
したがって、ごほうびはあらかじめトイレのそばの子犬に届かない場所に置き、すぐに与えられるようにしておくことが大切です。
子犬が排泄しはじめたらすぐに「おりこう」とほめることで、排泄することをほめていると伝えます。言葉でほめながら排泄し終わるまで待ち、終わるや否や口元にごほうびを差し出してください。
ごほうびのタイミングは遅すぎると理解できませんし、早すぎるとごほうび欲しさに排泄が終わる前にトイレから出てきてしまうことがあります。したがって、ごほうびは排泄が終わった直後にトイレの中で与えてからトイレサークルから出すようにしましょう。
慣れてきたら排泄前に「ピーピー」 うながす声かけも
子犬がトイレで排泄することに慣れ、そこでごほうびをもらえることも学習すれば、少しずつトイレから離れた場所から、自分でトイレに歩いていくことを教えます。最初はトイレサークルの入り口の前で子犬を放すことから始め、自発的にトイレに向かうようになれば、少しずつ離れた場所で子犬を放すようにしてみましょう。トイレから離れた場所で放しても自分からトイレに向かうようになれば、見ていない時にも自発的にトイレに行って排泄するようになるでしょう。
また排泄時にやさしく「ピーピー」とか「ワンツー」などと声をかけるようにすれば、排泄をうながすコマンドとして使うこともできます。トイレトレーニングがうまく進んで、確実に排泄するタイミングを予測できるようになったら、排泄する前に「ピーピー」などの声かけをして、排泄したらほめて好物を与えるようにします。
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