保護猫「水丸さん」の体調ケア 病院帰りのチューリップチキン
こんにちは。今日も水丸さんは元気です。
先日、某◯KEAからやって来た熊のぬいぐるみ「和田さん」と出会い、和田さんのおなかをフミフミしてリラックスモードに入ってからの昼寝が最近の水丸さんのブーム。
そんな彼女も、一度体調を壊したことがあります。わが家に来て1年ほど経った頃でしょうか。
食事のたびに何度も嘔吐するようになって、呼吸が荒くなり、これはおかしいぞと思い病院へ連れて行くと、急性腎不全だということが分かりました。腎臓の半分はもう機能を果たしてないとのこと。この腎不全、大人の猫や犬はとてもかかりやすいみたいですね。
つらそうな水丸さんを抱え、不安と緊張で手が震え、病院に行く時にはパニックになってしまったのを覚えています。極めつきの身の毛もよだつ高額医療費にさらにパニック!(笑)
それから、点滴とお薬のための通院をしましたが、わりとすぐに快方に向かい、無事に今は療養食で安定した生活を送っています。
この一件を機に、私は水丸さんの体調を今まで以上に観察するようになりました。あたり前だけれど、言葉が通じないペットの体調管理には難しさを感じています。
そして、猫の体のことでもうひとつ言うと、悩まれている方も多いと思います、「歯石問題」。
水丸さんの歯垢……、ものすごかったんです! 歯磨きで取れるなんてもんじゃない、もはや「化石」がそこにありました。しかも歯茎も赤く腫れて痛そう。
食欲だけはバリバリ旺盛だったのが救いですが、この先も、もりもりご飯を食べて長生きしてもらいたいし、ほうっておくと歯周病になり、他の病気にもかかりやすいとのことなので、こちらも思いきって病院へ歯石除去に行きました。
病院に着くなり、断末魔の叫びをあげる他の患者猫ちゃんと遭遇し、ブルブル震えが止まらないご様子。
待合室で他の猫や犬と会うたび、水丸さんはどんな気持ちで他の子を見てるのかなぁと考えたりします。
たとえば前の家で一緒に飼われていた猫たちを思い出して、「あの子たち、それぞれちゃんと元気でやってるかしら。私は30代独身女にもらわれて、なんかまた男子ネームつけられたし。この人、心配なくらい、いつも家にいるし、最近は毎日ヤクザ映画見て泣いてるし。一応そばでいやしてあげるけど、ぶっちゃけ将来不安なんですけど」……なんて思っていたりして……(泣)。
とまぁ、無駄にネガティブな妄想はさておき、歯石除去の施術の方は全身麻酔があったため、少し心配になりましたが、無事終了しました。
帰って来た水丸さんの足を見てびっくり! ちょっと、水丸さん! 体からチューリップチキンが生えてる!!
帰りがけに看護師さんから「点滴後の絆創膏が足についてますので〜」と言われたけれど、まさかのファンシーピンク、しかもハート柄とは。本人は早く絆創膏を取りたそうでしたが、しばらく可愛いチューリップチキンを眺めさせていただきました。
これからどんどん歳を取っていくし、体の変化もいろいろ出てきて、きっとまたどこかで腎不全の悪化も覚悟しなければならないと思います。
健康的に長生きしてほしい思いとともに、あまり過保護になり過ぎず、水丸さんとの一日一日を、大切に過ごしていきたいと思います。(私も水丸さんにあんまり心配かけないようにしなきゃです)。
sippoのおすすめ企画
「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。