猫より、飼い主がうれしい「猫ホイホイ」 ついに囲いに入った!

猫ホイホイの前で大あくびするモモ。
猫ホイホイの前で大あくびするモモ。

 少し前にネットを中心に流行した「猫ホイホイ」。猫転送装置とも名付けられており、実際に猫に試す飼い主が続出しました。

 

(末尾に写真特集があります)

 

 猫ホイホイとは「猫は円の中に入る」という猫の本能を利用した実験(?)のような遊びです。


 作り方はいたって簡単。ガムテープや紐などで円形や六角形、五角形、四角形に床の一部を囲います。すると、なぜかその輪の中に猫自ら入りに行くので、猫ホイホイと呼ばれているようです。


 猫がきっちり輪に収まった写真や動画がネットに続々アップされ、テレビでも話題になりました。人が仕掛けた囲いの中に、まんまと入ってしまう猫たちの様子が、かわいいのなんの……。


 是非とも、我が家の猫にもやってみたい!と思っていると、ペットグッズ売り場に六角形の畳で作られた猫ホイホイが売られていました。


 ただ四角く囲うより、畳の方が高級感があるし、猫も入ってくれそう!と思い、即購入。自宅に帰って、早速設置してみたのですが……。


 2匹の猫ともに、全く入ってくれません。全然、ホイホイじゃない。思ってたのと違う!

 

猫ホイホイ(左上)を避けてくつろぐあんず。
猫ホイホイ(左上)を避けてくつろぐあんず。

 2匹の猫がぎゅうぎゅうになってホイホイに入るか、ホイホイの取り合いをするか、どちらかを想像していたのに。


 なぜ、猫たちはホイホイに入ってくれないのか……。


 サビ猫のあんずは、視界にも入っていないんじゃないかというほど、完璧なまでに無視。キジトラ猫モモは、ちょっと警戒しているようで、たまに猫ホイホイのそばで見つめていたので、気にはしているようでした。


 あんずは入りそうにないので、モモを狙い撃ちしよう。


 モモがよくたたずんでいる、寝室の前に設置しました。すると、何度か乗ってくれるようにはなりましたが、“ホイホイ”というほどは入りません。“そこにたまたま畳があったから、たたずんでみただけ”という感じ。

 

あんず「何してんの?」モモ「なんか、ここにいなきゃいけない気がして…」
あんず「何してんの?」モモ「なんか、ここにいなきゃいけない気がして…」

 決して安い値段ではなかったのに、ほぼ使われない畳の猫ホイホイ。他の使い道もなく、空しく部屋に置いてあります。


 それから数カ月が経ち、ふと思い立ちました。


 そういえば、ただ四角く囲うホイホイはやっていなかった。うちの猫の場合は、畳の感触が好みじゃないのかもしれない。じゃ、床を囲うやつをやってみよう。


 と、黒いガムテープで四角く囲ってみました。すると、こたつから出てきたモモが早速興味を持ち始めました。


 そして、ついにモモはガムテープの猫ホイホイに突入して鎮座。

 

猫ホイホイに収まるモモ。
猫ホイホイに収まるモモ。

 やった! 写真、写真! かわいぃ~かわい~いぃぃ~……。


 猫ホイホイに猫が捕まったから何だということもありませんが、いつも思い通りにならない猫が、人間がつくった簡単な仕掛けに反応するのは貴重な瞬間。でも、それで?


 猫ホイホイの感動はほんの一瞬でした。


 そんな飼い主のひとときの楽しみに、あんずは「付き合う気はありませんよ~」とでも言っているようでした。

 

(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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この特集について
猫アレルギーですけど
普通の家で飼われている猫「あんず」と「モモ」。飼い主の主婦が、2匹との生活や発見をユニークな視点で切り取る人気連載です。
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