家の敷地に子猫たちが再来! 保護の計画を練るとーさん、すると1匹に変化が
月刊誌『天然生活』『ESSE』で編集長をつとめ、数多くのヒット作をつくり続けている編集者の小林孝延さんこと「とーさん」は、困り顔の元保護犬「福」と元保護猫の「とも」「もえ」と暮らしています。
家の敷地に子猫再来
今年に入ってから、またうちの敷地に子猫たちが現れはじめました。一昨年猫親子を保護してしばらくは猫たちの往来もなく、さみしくも心穏やかな日々を送っていたのですが……。ある日突然現れたタキシード柄の子猫。しかも兄弟?姉妹?ときどき連れといっしょに姿を見せるようになったのでした。
べつにベランダに餌をまいているわけでもないのに……不思議に思っていたところ、あ!と思い当たる節があったのです。我が家のちかくにあった近所の野良猫ちゃんたちの憩いの場だった広ーい空き地が、昨年暮れ、突如、重機がはいって造成がはじまっていたのです。おそらく、そこを追われた猫たちが、自分で言うのもなんですが、わりと居心地がいいとーさんの家の庭とベランダをみつけて、無断で引っ越してきたのではないかと。(やれやれ)
防寒ハウスを設置
うーん、子猫というには大きいけれど、そうは言ってもまだまだ小さい。この寒空の下、ひもじい思いをしているのをそのまま見過ごすわけにもいかず。とりあえずは寒さをしのげるダンボールハウスをつくってベランダに置いてみました。ちょうどいい発泡ウレタンとAmazonのダンボールがあったので、そこに着古したカシミアのセーターをいれてばっちり防寒ハウスの完成。すると、やっぱり行く場所がなかったのか?タキシード猫きょうだいはすんなりダンボールハウスに入ってくれました。
こうなってくるともはや乗りかかった船。保護して飼い主さんを探して……という段取りを頭に描きながら、とりあえずおいしいごはんと新鮮なお水。ときには白湯をいれて、まずは猫たちをベランダに釘付けにすることに。前回の2022年は、うちの敷地に現れた猫親子3匹を一度に保護という離れ技(自分で言うなや)を華麗に決めたものの、逆に、一度に3匹のお世話と飼い主さん探しでとってもたいへんだったので、今回はきょうだいべつべつに保護するしかないかなあと、あれこれ作戦を練るとーさんなのでした。
1匹の振る舞いに変化
ところが、ご飯をあげるようになって数日たった頃から、タキシードちゃんきょうだいのうち、眉間に白い筋が一本ある、まるでハクビシンのような猫ちゃんだけ、どうもなんか様子がほかの子たちとは違うんです。なんというか、外にいるのにまるでうちにいるような。いや意味わかんないですよね。でも、まるでうちに暮らしているかのような振る舞いをするようになったのです!
(続きます。次回を待て!)
(次回は4月20日公開予定です)
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