猫トイレの始末、誰がしていますか? 妊娠・出産で変わった、夫と私の猫のお世話分担

 日々、猫様のお世話をありがたくさせていただいている下僕のわたくしですが、最近まったく手がかからないなぁ……という思いがあるんです。

 もちろん、毎日ゴハンもオヤツも出しているし、毛づくろいのお手伝いや遊びもやっていますが、それってただカワイイだけなので、世話のうちに入らないと思うんです。だって、すべて猫カフェでもできますよね……? お金を払ってまでやること=世話というより、愛でている、ということになります。

キジ猫「モモ」とサビ猫「あんず」
我が家の猫カフェの店員、モモとあんずです

猫トイレの始末は夫に決定

 猫の世話のなかで面倒なことナンバー1は、私の中ではトイレの始末。しかし、それをここ数年、ほとんどしていないので「ほぼ世話をしていない」ということになるのです。

 トイレの世話は、2年半前からすべて夫の仕事となりました。

 猫が我が家に来て、7年ほどは私が9割以上トイレの世話をしていました。最適な猫砂を選ぶことはもちろん、猫トイレが汚れてきたときに洗浄するのも私、そのほか夏冬に適したベッドの準備や食事や健康管理などもすべて私でした。

 特に、そういうことが好きな性格でもありませんが、夫が多忙&無頓着なので、自動的に私がやっていたのです。7年間は猫の世話と、家事も私が一手に担っていたことになりますが、私は在宅時間が多いし、特に不満を感じることはなかったんです。

 しかし、妊娠したことで、家事をすべてやることがしんどいと感じるようになり、「1個でもいいから、全責任をもつ家の仕事をしてくれよぉ」と夫に頼み、相談の結果「夫は猫トイレの全責任を持つ」ことが決定。

 すると、突然猫の世話が格段に楽になり、家事も楽になったような気がして、肩の力が抜けたことを覚えています。

猫タワーで恐ろしい顔をするキジ猫「あんず」
猫タワーで恐ろしい顔をするあんず(甘えています)

面倒なことはすべて夫……?

 子どもが生まれたことで、さらに私の家庭での仕事が増量し、猫トイレのみならず、年に1~2回の猫の風呂も、夫がすべてやることになりました。もっと言えば、頻度の高いモモへの薬の投与も今は夫がすべてやっています。

 つまり、いまや猫のことで大変な世話はすべて夫……。風呂も、薬も、トイレの始末も、猫カフェのお客さんはやりませんからね……。

 普段、あまり意識していませんでしたが、なぜそんなことを考えるようになったのかというと、近々私が短期入院して手術することになり、家事や子どもの世話を夫に頼む必要が出たためです。夫が知らないことを伝えておくために、色々とまとめてみると……家事や子どものことは山ほどあるのに、猫のことはまったくありませんでした。

 毎日、猫にゴハンやおやつをあげているのは私なのですが、夫だってゴハンのあげ方はよく知っているので、いちいち知らせる必要もなく……。

 強いて言えば、カリカリの購入先くらい。いつもネット購入しているのですが、いつものカリカリが安い店のことは、夫は知りません。まとめ買いしているので、やっぱり教える必要はありません。

キジ猫「あんず」
寒くなってくると、ふわふわが恋しい猫です

家事の分担、ペットの世話の分担

 共働きの家庭が増えたこともあり、家事の分担がうまくいっていないご家庭も多いことと思います。トイレットペーパーの補充だとか、ごみ集めとか、細かいけれど、集めると膨大になる「名もなき家事」なんていう言葉が出てきて、「誰がどの家事をやるのか」で家庭内がピリピリすることも。

 我が家は私の仕事量が少ないことで何とかなっていますが、若いころのように仕事をしていたら、家事の分担でもめているでしょう……。

 昔、犬を飼ったときは、結局ほとんどの世話を母がやっていたり……。そういうことって、よくあります。好きでやっているなら問題ありませんが、もしそうでない場合は……? 家事はともかく、ペットの世話は、時間がある人がやればいい、ということではない気がするんです。

 かわいがることと世話をすることはイコールではなくて、ペットとして迎えたからにはかわいがるのは当たり前で、世話についても注目すべきことなのですよね。

 つまり、猫の世話って、散歩がないし、お風呂も入る必要はないので、あんまり手間はかかりませんが、もし猫トイレの世話の全責任を持っている人が忙しそうな場合、ぜひとも手助けしてあげてほしいなと、私は思ったわけなのです。

サビ猫「あんず」と娘
娘もそのうち世話をするようになる?

 我が家の場合は、子どもが5歳になるまでは、緊急時以外は(夫が病気など)夫に猫トイレの全責任を持ってもらうことになると思いますが……。私が7年間やっていたので、年単位の分担ということになります。しばらくは、私は猫カフェのお客さんのように猫と暮らします。

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安田有希子
2015年からsippoにて「猫アレルギーですけど」の連載開始。2匹の元保護猫と暮らして4年目に猫アレルギーが発覚するも、平和に暮らす。猫の好きなパーツは、小さく並んだ門歯。幼少の頃「うちのタマ知りませんか?」のすごろくに大ハマりした年代。栃木県出身。

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