愛犬ぷりぷりとの出会い(1) アタシ、ワンコと暮らすってよ

ブログを始めて1ヶ月余り。
ぷりぷりとの日々の暮らしを中心に綴ってきましたが、ここでぷりを迎え入れたときのことを3回にわたって記そうと思います。
ワンコと暮らす。その長年の夢を実現すべく、ペット飼育可能な部屋に転居。これで環境は整った! 2007年のお正月、オカンは家族を前に、鼻息荒くこう宣言しました。
「私、犬を飼う!」
父と母は、しかし、眉をひそめました。
「生き物は大変だよ」「お金かかるんじゃないの?」「病気になったらどうするの?」
おっしゃることはごもっとも。でも、新しい年を迎え、いつもよりやる気が2、3割増しだったオカンには、ウマの耳に念仏でした。
初夏の声を聞くころ、ある方から「知り合いの獣医さんから健康な子犬を紹介できそう」と声をかけていただきました。
勢い家族の前で大見得を切ったものの、いざとなると「ホ、ホントに飼っちゃうのかアタシ!?」とオロオロ。いや、これもご縁。きっと運命なのだわ!
迎えるならトイプードルと決めていました。オカンは幼いころからアトピー性皮膚炎持ちで、なるべく抜け毛が少ない犬種がいいと考えたためです。
それになんと言っても、もこもこモフモフのトイプードルのカワイイこと! 犬に詳しい友人からも「性格が明るいし頭も良いいし、初めてには飼いやすいよ」と太鼓判をもらいました。よしっ!
トイプードルのレッドの女の子が希望です。そう伝えると、ほどなく連絡がありました。
「ブリーダーのところで1か月ぐらい前に生まれた子がいるそうなんだけど、どうします?」
私はおそらくかなり食い気味に、こう答えていました。
「おおお、お願いしますっ!」
獣医さんの紹介ということで格安に譲っていただけるとのこと。正直「ラッキー!」と思いました。
さて。
ワンコと暮らしている方なら、いかに私が無知で勉強不足だったかがお分かりいただけるかと思います。
以下、この時点でのダメダメポイントです。
・子犬と実際に会ってない。
・子犬の健康状態、母犬がどんな状況で出産したか、生育環境がどうだったかを確認していない。
・生後2か月にも満たずに親兄弟と離れることが、免疫力、社会性の面から見て早すぎることを知らなかった。
しかし、そのときはただただ舞い上がり、コロッコロの子犬と「あはははは~うふふふふふ~」と戯れる、幸せいっぱい夢いっぱいのバラ色の日々を妄想していたのでした。
(つづく)
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