猫がいる、こたつがある……そんな幸せ

ひざの上に集まる猫ら。重いので必ず足がしびれます
ひざの上に集まる猫ら。重いので必ず足がしびれます

 年があけました。

 

 2016年の幕開け直前は、「ゆく年くる年」を観てしみじみしておりました。

 

 すると、こたつの中で寝ていたはずの我が家の猫2匹がこたつから出てきて膝の上に集まり、猫とくっついて新年を迎えることができました。

 

 猫たちも新年は「家族そろって迎えたい」……なんて考えるわけもありませんが、せわしなく動いていた人間が動かなくなって乗りやすかった、またはこたつの中が暑くなったタイミングだったんじゃないかと推測します。

 

 基本的に年末年始の猫らは、こたつの中でグースカ寝ておりました。

 

 寒さと共に増してゆく猫の「こたつ依存症」。今年は暖冬ですが、この季節の風物詩です。

 

 猫らはこの時期、極力こたつの中で過ごしたい様子です。

 

 たとえ、いずれ暑くなって、こたつを飛び出し、キッチンの床で身体を冷やすことになろうとも、こたつにさえ入っていれば、情緒が安定しています。

 

 猫がこたつ依存症になることによって、人間(というか私にとって)の利点が2つあります。

 

 ひとつめは、それほど寒くない日は、こたつの電源をつけなくても、猫の体温によってこたつの中がぽかぽかになること。エコな暖房器具「ねこたつ」ができあがります。

 

 ふたつめは、遊びの要求が少なくなること。

 

 いつもは猫の食事が終わったとき、人間が帰宅したときは、ニャーニャー、ドタバタと遊びの要求で大騒ぎなのですが、この時期はこたつにするっと入って寝てしまうことが多く、非常に楽なのです。

 

 なので、人間のように正月太り的な現象が、猫にも起きてしまうのは難点でもありますが。

 

 暗くて狭いところが好きな猫にとっては、こたつは安住の地。精神安定の場のように見えます。

 

 人間(というか私パート2)にとってもそれは同じで、こたつは心休まるすてきな場所。

 

 実家の栃木は寒いので、こたつ=冬の常識でしたが、上京してからというもの「家にこたつがある」と言うと、「そんなもの置くから部屋がスタイリッシュにならないんだ」などと言われることもあります。

 

 都会的でオシャレな部屋には憧れるけど、こたつのない生活なんて、伊達巻きのないおせちみたいなもの……。つまり、好き嫌いが二分されるものの、そんな事態はありえないと考える人もいる、ということです。

 

 猫が家に来てからというもの、より一層こたつが家にあって良かったと思うことばかり。

 

 猫専用の小さいこたつ、なんてものも売っていますが、やっぱり人と猫が共に過ごすことがこたつの醍醐味なのではないかと思うのです。

 

 猫と人間(というか私パート3)のこたつへの愛は、梅雨頃まで続く予定です。

 

 というわけで、こたつ愛から始まったこの連載「猫アレルギーですけど」を本年もよろしくお願いいたします。

 

(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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