真夏のある日、とーさん所用で1日留守に どうする?愛犬「福」の早朝と夜間の散歩
月刊誌『天然生活』『ESSE』で編集長をつとめ、数多くのヒット作をつくり続けている編集者の小林孝延さんこと「とーさん」は、困り顔の元保護犬「福」と元保護猫の「とも」「もえ」、そして今年保護した元野良猫の「ヤン」「イン」と暮らしています。
問題は散歩とトイレ
この夏、所用でどうしても1日家を空けなければならないことになりました。
犬も猫も自動給餌(じどうきゅうじ)マシーン(犬1台、猫2台)を導入していますし、猫トイレも今年から最新全自動マシーン(これが超優秀!!!)を導入しているので猫の方はなんとかなるのですが、問題は福のお散歩とトイレです。
これまでなら娘にお小遣いをちょっと渡して家まで来てもらって、スポットで面倒を見てもらうことで解決できたのですが、春から仕事のシフトが変わったとかで、なかなかまだ自分の都合でスケジュールを組むことが難しいと。
ううう、こりゃあ困ったな。それにこの暑さですから、エアコンをつけておくとはいえ、飲み水のこととか、いろいろ心配はつきません。
そこで、はじめてペットシッターさんにお願いすることにしよう!と思いたち、何社かに相談してみました。どこも犬猫のスペシャリストばかりでやっぱり安心ですからね。
ペットシッターは対応不可…
しかし、結論からいうと今回シッターさんに引き受けてもらうことはできませんでした。というのもやはり福の散歩が問題になったのです。
この原稿を書いている今日も気温は36℃を超えそうです。真夏のアスファルトの路面温度は朝10時で40℃を超え、気温35℃を超える正午ごろには65℃にも達するといわれています。そんな酷暑の散歩は、熱中症はもちろん、犬の肉球に大きなダメージを与えてしまう恐れがあります。
普段、僕は朝5時に朝の散歩、そして夜20時過ぎに夜の散歩をしていて、福はそこでトイレをすますのが日課になっているのですが、その時間にシッターさんが散歩対応はできないとのことなのです……。
親身になって相談に乗ってくださったあるシッターさんからは、「今後のことも考えると家でトイレができるようにトレーニングをぜひしてください」とアドバイスをもらいました。
おもえば、福が我が家に来たときはトイレトレーニングは完璧で、むしろ散歩が苦手だったのですべて家の中で完結していました。でも、いまでは見違えるように散歩(特に夜)が好きになった福。毎日僕が誘うのを今か、今かと心待ちにしているのです。そして、散歩にでかけるや、やおら屈んで「ふーごくらくごくらく」とばかりに気持ちよさそうに用を足すまでになったのです。しかし、それが今度はいろいろと不自由を生むとは……。
トイレトレーニングを再び
これからさらに僕の外出の機会も増えていくことを踏まえて、さっそく室内にペットシートを敷いてトイレレッスンを再開しました。しかし、今は猫たちが4匹もいるためになかなかままならないのです。
特に新入りの2匹よ……ペットシートで香箱座りしていたり(涙)、プロレスのリングになっていたり(涙)、お布団みたいに潜り込んでいたり(涙)、これじゃあおちおちトイレなんてできっこないですよね。ただでさえ今年に入ってから猫が増えたことによるストレスもあって、お粗相することも増えてきた福に、さらなる試練……ごめんね。
それでも、ここ数日は夜に家をあけているときにペットシートでトイレをする姿を留守番カメラで確認することができました!!えらい!!まだまだこれからですが、僕も福も極力ストレスを感じない、素敵なシッターさんと出会う日を夢見て、トレーニングをつづけていこうとおもうとーさんなのでした。
あ、ちなみに今回の所用のときは初のピンチヒッターとして息子が登場!!これまで福とはイマイチ距離があったのですが、やっぱり長く一緒に暮らしただけあって、いざとなったら「まあ、君でもしゃーないな」てな感じでなんとかお散歩、トイレをしてくれました。新しい選択肢が増えてとーさんはちょっと胸をなで下ろしています。
(次回は9月21日公開予定です)
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