愛犬4匹との暮らし 平等にかまってあげられないジレンマも
パーソナルスタイリストとして活躍する大日方久美子さんが、元繁殖犬のキャンディ、元保護犬のJIROとヴィヴィアン、新たに加わったムーちゃんとの日々をつづります。
(末尾に写真特集があります)
こんにちは。大日方久美子です。
犬が4匹いると平等にかまってあげられないジレンマがあります。
一番年上のJIROが一歩引いちゃうタイプだから、みんなを離してJIROをなでようとすると、一番年下のムーちゃんが「うー」って私の洋服をかんで引っ張ってくる。結局、赤ちゃん中心になってしまうってこういうことなのかなって感じています。
毎日全員に「かまってかまって、なでてー、遊んでー」と来られると、うれしい半面「もう無理!」ってなることも、たまにあります。
仕事をしなければいけないからと、2階にいるパートナーに「2匹はお願いね」と託すんだけど、すぐに全員戻ってきちゃう。逆に私が2階へ逃げると、また全員くっついてきて、4匹が2階に来たから気づかれないようにそ〜っと下へ降りても、また全員集合。飼い主冥利につきるんですが……。
普段の私はこんな感じです。だいたいムーちゃんを片手に抱っこして、もう一方でヴィヴィアンにおもちゃを投げて持ってこいを約1時間。ヴィヴィアンがおもちゃを取りにいっている隙に、キャンディをなでなで、JIROをなでなで……。ふぅ。
そして、自分の仕事をしたくなったら、トイレにこもるか、お風呂に入ります。トイレとお風呂はしょうがないって彼らもあきらめてくれるから、何かやるときにちょうどいいんです。といっても、お風呂は、バスマットのところでだいたいJIROか、もしくはヴィヴィアンも加わって計2匹で、私が出てくるのを待っていてくれるんですけどね(汗)。
それ以外のところは「いるのはわかっているんだぞ」って感じでバレてしまいます。寝室や自分の部屋は、戸をガリガリやられるからもう逃げ込めないんです。
いかがでしょうか?(笑)
キャンディはわりとひとりで部屋にいられる子で、我が家でも「安定のキャンちゃん」と呼ばれているんですが、そんな完璧なキャンディでも、たまにびっくりする行動をとるんです。うちに人がたくさん来てかまってもらえないときや、出かけて欲しくないって思っているときに。
じわーー、だ〜〜っと歩きながら部屋中に、水のようなおしっこを大量にしてしまうんです。「わーキャンちゃん本当にいやなんだ、ごめんね」って反省。逆に、興奮しすぎてすることもあります。帰宅したときなど、興奮しているのにキャンディではなく他の子がなでられていると、キャンディはおしっこで対応してきます。
犬を飼うことは大変でしょって言われることはよくありますけど、人間の子どもの方が100倍大変だって思うから、私はそれほど気にしていません。どちらかというと、犬は瞬間的な大変さを感じることがあるだけです。
それよりも、おもしろいな、愛されてるなって思うことの方がずっと大きいように感じています。
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