柱クンクン! 組長席の後ろから拳銃発見、警察犬お手柄
拳銃を隠し持っていたとして、警視庁は、指定暴力団稲川会系組幹部の岡崎一容疑者(50)=横浜市南区=を銃刀法違反(拳銃所持)の疑いで現行犯逮捕し、1日発表した。「細工をして隠したのは俺だ」と述べているという。警察犬の嗅覚(きゅうかく)で、隠し場所を突き止めた。
組織犯罪対策5課によると、逮捕容疑は11月29日、横浜市中区の組事務所で回転弾倉式拳銃1丁を所持したというもの。違法薬物に関する情報を元に同課が家宅捜索し、発見した。
薬物・銃器両方の捜索ができる「ハイブリッド警察犬」のイルミナ号(ラブラドルレトリバー、9歳、メス)が出動。組長席後ろの柱周辺で何度もにおいを嗅ぐ反応をみせたため、捜査員が柱を調べたところ、中に大きな空洞を発見。拳銃がバスタオルと油紙にくるまれた状態で隠されていた。
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