手足の不自由な人を助ける「介助犬」 子どもたちが体験学習会

手足の不自由な人の手助けをする介助犬について学ぶ小中学生向けの体験学習会が、千葉県横芝光町で8月22日にあった。福祉の様々な面に関心を持ってもらおうと町社会福祉協議会が夏休みに合わせて開催し、保護者らを含め38人が参加した。
介助犬の育成・普及に努める日本介助犬協会(本部・横浜市)の広報担当者2人と3歳のメス「ヌーン」が、実演を交えて介助犬の仕事などを紹介。ヌーンが使用者の求めに応じ、冷蔵庫のドアを開けてペットボトルの飲み物を持ってきたり、靴や靴下を脱ぐのを手伝ったりする様子に、子どもたちは感心していた。

車いすで落とした物をヌーンに拾ってもらう体験もした町立大総小学校6年の土屋明寿香さんは「ちゃんと話をきいて物を取ってくるところなどがすごい。賢いなと思った」と話した。
(福田祥史)
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