ペットがつないでくれる家族の絆 離婚危機も回避?

家族をつないだ実家の猫。なぜか睨まれました。
家族をつないだ実家の猫。なぜか睨まれました。

 私の実家で子猫を飼い始めた話を、元猫飼いで猫好きの義母にメールしたとき、返信にこんな一文がありました。


「猫は家族をつないでくれるでしょう」


 確かに。と思うと同時に、とても温かい気持ちになりました。


 もちろん猫だけでなく、ペットは家族をつないでくれる存在です。私も猫を飼い始めてからつくづく感じています。ペットがいることによって、コミュニケーションが増えることがその一番の理由かもしれません。


 例えば友人の話では、熟年離婚の危機が迫る険悪ムードの両親宅で犬(シーズー)を飼い始めると、父母に笑顔が増え、犬について自然と会話をするようになり、離婚危機を回避したと聞きました。


 我が家で猫を飼い始めたときは、離婚危機ではなかったけれど、夫の実家へ行った時の会話が増えました。


 夫の実家では、何匹か猫を飼ったことがあり、特に義母と義妹は猫が大好き。でも、今は飼っていないので、いつも我が家の猫の話を聞くのを楽しみにしてくれています。


 我が家の猫の元気ハツラツぶりに笑ったり、体調を心配してくれたり、2匹の性格の違いに驚いたり。または夫の実家で昔飼っていた歴代の猫たちの思い出話に花を咲かせたり、話題は尽きません。


 猫好きという共通点から、みんなで猫グッズのプレゼント交換をすることもしばしば。その場に猫がいなくても、猫の周りに輪ができて、楽しくも優しい気持ちになれるのです。


 私の実家に来た子猫も、家族をつないでくれていました。


 実家では、姉家族と父母が同居しており、2世帯住宅でないものの、風呂とキッチン以外の居住空間がはっきり分かれています。父は気を遣って、姉たちの居住スペースに足を踏み入れることすらしませんでしたが、姉が子猫を連れてきてからは、父は姉たちのリビングで猫と遊ぶようになったそうです。それでも、なるべく姉たちが留守の時以外は長居しないようにしているそうですが。


 私が父にメールするときも、身体を気遣うと「年寄扱いされた」といじけて返信をくれないのですが、猫についてメールすると速攻で返信してくれるので、離れて住む親子のこともつないでくれています。


 さらに、姉夫婦も猫が来てから和やかになったように見えました。実家に帰ったとき、姉と義兄と姪っ子が猫を囲んでおもちゃであやしているのを見たとき、幸せそうな光景に涙が出そうになりました。


 実家に子猫が来たことで、まるで親戚が一人増えたような気持ちでいます。


 ペットがつないでくれた輪を大切にしながら、ペットとも家族とも末永く付き合っていきたいものです。


(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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