知らなかったカートの使い方 見つけたその日に即購入

 犬と暮らすようになって13年。知らず知らずのうちに、おもちゃや洋服、リード、キャリーバッグなどがどんどん増えてきた。その多くがピンの遺品でもあることから、全く断捨離できずにいます。

 ミニチュア・ピンシャーは短毛犬なので洋服は不可欠。冬場の散歩は裸(!)ではとても無理で、ピンもココも、服を着せてもガクガク、ブルブルと震えていましたっけ。

 リードについては、使い勝手のいいモノを見つけると、つい新調してしまうので、こちらも増え続けているし、キャリーバッグも気がつけば10個以上がクローゼットに眠っています。

 そんな中、これは必要ないだろうとかたくなに手をのばさなかったモノがあります。ペットカートとかペットバギーと呼ばれる、犬の「乳母車」です。

 ここ数年、カートやバギーにわんちゃんを乗せて散歩をしている方を本当によく見かけるようになりました。老犬なのかな? お散歩が嫌いなのかな? などと想像していたのですが、ハズレでした。

 先日、同じマンションに住むベテラン飼い主さんに聞いたところ、「これからの季節、熱くなった道路を歩かせられないときには不可欠」「遠くまでお散歩したときの帰り道に乗せてあげている」などと教えていただきました。

 へ~~~、そうだったのか。そのためにあるのかと驚くとともに、でも、元々あまり散歩が好きではなくて、家の近所を一回りしただけで帰りは抱っこをせがむココやハンターには必要ないと思っていたのです。

 そんな私が、先日ついにペットカートを買ってしまいました。ココとハンターを連れ、徒歩15分ほどのペットサロンに爪切りに行ったときのことです。歩き出して5分もしないうちにハンターの「抱っこ、抱っこ」が始まり、続いてココも私が肩から提げていたキャリーバッグに入りたがろうとするではありませんか。

 結局、片方を歩かせては片方を抱っこというのを交換しながら繰り返し、倍ぐらいの時間をかけ、汗だくになりながらサロンに到着。帰りもこれじゃあ、どうしよう……と真っ青になっている私の目の前に並んでいたのが、数台のペットカートでした。

 帰りはこれに乗せて帰ろう……。そう決めて近づいていくと、驚くことに、3組の飼い主さんが商談に入っているではありませんか。大型犬を乗せられるような大きなカートに見入っている飼い主さん。2段重ねになっているカートに、連れてきた小型犬を実際に乗せている飼い主さん。さらには、「前も同じタイプを使っていて便利だったので、また買いに来た」と2台目を検討している飼い主さんもいらっしゃいました。

 こんなにも多くの飼い主さんが積極的に購入しようとしているモノなら買って間違いはないのだと確信した私は、お店のオススメがあった「コムペット ミリミリライト」に決めました。

 とにかく、すぐに使いたかったので店頭に並んでいた現品で構わないと申し出たのですが、カートは結局、後日、自宅に配送されることに……。せっかく、爪切りをしていただき、足もキレイにしてもらったので、帰りは2匹共、抱っこで帰りました。

 数日後、カートが届き、すぐにココとハンターを乗せてみたのですが、2匹とも嫌がって大暴れ。カートに乗せるのにも訓練が必要であることを知りました。

 ベテラン飼い主さんはなぜそのことを教えてくださらなかったのか? それとも、ウチの犬がダメ犬なのか? ミニピンだからなのか……。日中、道路が熱くなる季節になる前に、ペットカートでのお散歩の練習を積むつもりです。

山田美保子
1957年生まれ。青山学院大学卒業後、ラジオレポーターを経て、放送作家、コラムニストなどを務める。「踊る!さんま御殿!!」「ノンストップ!」などを構成。ほかに雑誌、新聞、WEBに連載多数。

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