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坂上忍さん(左)と河合慎一郎さん
坂上忍さん(左)と河合慎一郎さん

幸せな未来へ坂上忍さんと語り合う 動物との共生から考えるLONGLIFE 

「動物を飼う」ではなく、「動物と共に生きる」。旭化成ホームズが展開している「HEBEL HAUS」では、「建物」だけでなく、お客様の暮らしや生活に向き合い続け、住まいから動物との共生を追求してきました。同社でLONGLIFE研究所所長を務める河合慎一郎さんが、動物保護ハウス「さかがみ家」で、犬猫の保護活動に注力する坂上忍さんと対談。動物と幸せに暮らしていく未来の形について、語り合いました。(2024127日開催、保護犬猫譲渡会トークセッション採録) 

動物も家族の一員 そんな共生住宅を目指して

――今回のトークセッションのテーマは「動物との共生」になっています。旭化成ホームズ株式会社が展開する住宅ブランド「HEBEL HAUS」さんと動物との間に、どのような関係があるのでしょうか?

河合:1998年に「動物と一緒に生活する暮らしとは」「どのように暮らせたら幸せになれるか」などを考える研究所を社内に立ち上げました。「動物も家族の一員として過ごせる」、そういう世界をつくりたいと動物との共生住宅や賃貸住宅を開発してきた歴史があります。

――「動物も家族」という言葉が出てきましたが、坂上さんにとって一緒に暮らすワンちゃんやネコちゃんたちはどのような存在なのでしょうか?

 坂上:初めは「面倒をみてあげなきゃ」と接していましたが、今は「お世話させていただいております」と立場が逆転した感じ(笑)。でもあの子たちが無防備に寝ている姿を見ると「安心してくれているのかな」と思えます。そんな何気ない瞬間に、幸せを感じさせてくれる存在です。

2024年1月27日に開催された、坂上忍さんと河合慎一郎さんのトークセッションの様子

――動物との暮らしを考えた時に、災害に強い住まいというのは、どのような役割を果たすのでしょうか?

河合:災害に強い建物もそうですが、家の中の安全を確保できる〝災害に強い暮らし方〟も重要だと思います。それは人にも動物にも同じように当てはまります。ワンちゃんやネコちゃんが普段いる近くに本棚やガラスがあると、災害が起こった際に建物が大丈夫でも動物たちに危険が及ぶ可能性があります。動物のいる家はそういった視点から、点検をしていくのも大事です。

――坂上さんのところは動物大家族ですが、災害への備えはどのようにされていますか?

坂上:妻と災害が起きた際の集合場所を決めてシミュレーションをしています。普段からワンコを車に乗せて散歩や遠出をしているので、何かあった際はスムーズに車に乗せて移動できると思います。

動物を通じて行うコミュニティづくり

――HEBEL HAUSさんには「ペット共生型賃貸住宅」があり、いろいろと工夫されていると伺ったのですが、どのようなことをされていますか?

河合:私たちのペット共生型賃貸住宅では、動物を通じてお住まいになっている方々が仲良くなれるようなコミュニティづくりをサポートしています。例えば、ワンちゃんを飼っている方同士のイベントを開催したり、しつけの相談に乗ったり。暮らしのアフターケアと言った方がいいかもしれません。また「この先、このワンちゃんと過ごしていけないかも」といったお悩み相談にも乗れるようにしたいと思っています。

坂上:なかなか聞いたことがない取り組みですね。そして飼い続けるのが難しくなった方の相談を受けるのは、保護活動に近いです。

――ワンちゃんやネコちゃんを通じて、つながるような仕組みがあると、よりコミュニティをつくりやすくなるのかもしれないですね。HEBEL HAUSさんは、本日会場の近くで、保護犬猫譲渡会も開いていますが、なぜ譲渡会を開催しようと思われたのでしょうか?

河合:私たちは家を建てるだけでなく、そこで暮らす人も動物も幸せな暮らしが送れるように寄り添いたいと考えています。その一環として、保護犬猫たちと新たな家族との出会いの場を提供して、「動物も家族の一員」という考えのもと、皆さんの幸せな暮らしにつながればと願い、この譲渡会を開催しました。

――坂上さんは、動物保護ハウス「さかがみ家」を立ち上げましたが、保護活動に取り組もうと思われたのはなぜでしょうか?

坂上:ある時から、本業以外で一生懸命になれることが何かないかと考えていました。やりたいことを探していく中で、普段世話をしているワンちゃんを見て「あ、この子たちだ」と思ったんです。それから保護活動をしている方のお話を聞いたり、自分で勉強をしたりしました。そうして立ち上げたのが「さかがみ家」。「さかがみ家」は動物目線の家なんです。「動物が快適に暮らせるから、人間も快適に暮らせる」、そんな、ちょっと目線を変えることが動物との共生には大事ですね。 

河合慎一郎さん(左)と坂上忍さん

家や動物に愛情を注ぎ「LONGLIFE」を

――今回のキーワードである「LONGLIFE」とは、どのようなものか教えてください。

河合:直訳すると「長い生活」で、「LONG」は住宅づくりでは「耐久性が長い建物」といったイメージがあります。しかし私たちは「LONGLIFE」を、ご近所との関係、ご家族との関係、動物との関係などがいい状態で長く続くことと考えています。家の中での暮らし方が大事で、私たちはそこを「お世話させていただきたい」と取り組んでいます。

坂上:僕は「家も生き物」だと思って大事にしています。そうすると家の掃除が、そんなに苦痛にならないんですよ。異常なまでの掃除好きというのもあるんですけど(笑)。家に愛情を持ち続けると、家の長生きにもつながる。そして家の長生きは、人間や動物の長生きにもつながると思っています。

河合:家は手をかけないと、すぐにダメになりますし、動物もそうです。ちゃんと愛情を込めてお世話をしていかないといけないですね。

坂上:HEBEL HAUSさんのような企業に、保護犬猫の譲渡会に関心を持っていただき、本当に感謝しています。SDGsが認知されてきて「社会貢献活動に参画していこう」という意識が高まってきているとは思うのですが、皆さんも余力があったら動物の方にも目を向けていただけたらうれしいです。

――人と人、人と動物、そして動物と幸せな暮らしのために、一人一人ができることがきっとあるはずです。これからも皆さんと一緒に、動物も飼い主さんもご近所の皆さんも幸せな暮らしが長く続く、そんな「LONGLIFE」を目指していけたらと思います。

(聞き手:朝日新聞社sippo編集長・磯崎こず恵)

さかがみ・しのぶ/俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。3歳で劇団に入団し、国民的子役として活躍。以後、テレビドラマ、映画、舞台と多くの作品に出演。2009年に、子役育成のためのスクール「アヴァンセ」を設立。22年、動物保護ハウス「さかがみ家」を設立し、犬猫の保護活動に注力している。

かわい・しんいちろう/旭化成ホームズ株式会社くらしノベーション研究所・ LONGLIFE研究所所長。1996年入社。入社後、約450棟の建築設計を担当。現在は生活者視点からみた長期居住に関する考え方や暮らし方を伝える活動を行っている。2023年上期、早稲田大学理工学術院非常勤。
ペット共生型賃貸住宅ヘーベルメゾン プラスわんプラスにゃん
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保護犬猫譲渡会 新しい家族の一員となる犬や猫との出会い

 トークセッション当日は、保護犬猫譲渡会も開催されました。犬や猫たちは、野外にいたところを保護されたり、やむを得ない事情で飼い主がいなくなったりしている状態。そんな犬や猫たちを「新たに家族に迎えたい」と会場は多くの来場者でにぎわい、犬をだっこしたり、猫のしぐさに癒やされたりする様子が見られました。 ※下記は当日譲渡会に参加した4団体です

一般社団法人さかがみ家
千葉県袖ケ浦に位置するワンちゃんネコちゃんの保護ハウスです。「さかがみ家」には“ほんとうの「家」のようにのびのびと過ごしてほしい”という思いが込められています。
NPO法人アグリドッグレスキュー
不遇にも、人の身勝手で殺処分される犬達を1頭でも多く救いたいという想いで活動をしています。『全ての犬達を笑顔に』を信念に、小さな命と向き合いながら活動をしています。
保護猫カフェねこかつ
家族を探している猫と出会える「保護猫カフェ」です。「婚活」「就活」のように「猫活」(猫の保護活動)という言葉も普通に使われるようになって欲しいという思いを込めた店名です。
一般社団法人おーあみ避難所
東日本大震災にて発生した福島原発事故により、周辺に取り残された犬や猫を助けたいという想いから始まったプロジェクトが活動の原点です。新しい里親さんを探す活動に尽力しています。

 

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