愛猫らの「くまおプロレス」に学ぶ、不安な毎日の息抜き方法

 全国的に緊急事態宣言も解除され、我が家でのテレワークもそろそろ終焉に向かいそうです。

 四六時中飼い主が家にいる生活が何カ月も続いたのは、くまおを迎えて6年以上経ちますが、ヒトにもネコにもはじめて。

 くまおとこぐまも最初こそ戸惑っていましたが、1カ月以上経った今では、飼い主がずっと家にいるのが当たり前な生活に慣れてきたようです。

(末尾に写真特集があります)

今日も一緒だね
今日も一緒だね

ごはんどきにゴングが鳴りひびく

 そんな生活の中でこれまで見えていなかった猫たちの行動も見えてくるようになりました。

 ステイホーム中、我が家ではごはんをあげるのは主人である、くまお父の仕事としていました。2匹はなぜかいつも、くまお父には微妙な距離を置き、あからさまに塩対応で接するため、この機会に少しでも2匹と距離が近づくように……と、ごはん係に。

 そんな思惑を見抜いたのか? ごはんの時間が近づいてくると、「くまおプロレス」が開催されていることを知ってしまいました。

 くまおプロレスとは……

 決まって空腹の時間帯にゴングが鳴ります。

カーン(←ゴング) ファイッッ!
カーン(←ゴング) ファイッッ!

 くつろいでいるこぐまのもとに、体格のいいマッチョなくまおが襲いかかります(手加減しています)。そして、こぐまが「ニャー!」と言いながら逃げ出し、助けを求める先は、必ずくまお父。

 小走りでくまお父に駆け寄り、いかにも「イジメられた〜! かわいそうでしょ? でしょ?」と十分にくまお父から同情を引いたところで、「ね? だからごはんちょうだい?」と小首をかしげる……までがルーティン化されていたのです。

 こぐまの後ろには、必ずラスボス的にくまおがスタンバイ。最後の仕上げに、くまお父とほどよい距離を保ちながら、2匹そろってご飯催促の“無言の圧“をかける作戦です。

“無言の圧“作戦実行中
“無言の圧“作戦実行中

ごはんのあとはモテ期即終了

 最初は「くまおのストレスかな?」と不安になったりもしたのですが、毎回ご飯前の時間帯にゴングが鳴り、そこからはいつもほぼ同じ流れ。

 2匹なりのエンターテイメント(?)には毎回シナリオがあり、その主導権はくまおが握っています。

 2匹の潤んだ瞳にあっさりだまされたくまお父からごはんをもらうことに成功すると、そのあとは何事もなかったかのようにくまお父からサ〜ッと距離を置き、2匹で仲良く平和な時間を過ごしています。

 くまお父の疑似モテ体験はごはんをあげるまでのほんの数分。また現実の世界に引き戻されてしまうのでした……。

 何だったの、さっきのバトルは?

ごはんをもらった後の2匹
ごはんをもらった後の2匹

「くまおプロレス」は飼い主にもいい息抜きに

 普段はベッタリ仲良しなわけでもなく、ほどよい距離感の2匹なのですが、こういうチームプレイは本当にうまくやっています。

 それに翻弄されているくまお父。すっかりネコ達に行動を読まれているので、つい笑ってしまいます。とにかくネコたちは私達人間の行動や心理をよく読んでいるな、と感心。

さりげなくいつも近くにいる2匹
さりげなくいつも近くにいる2匹

 そんなくまおプロレスは私にとっていい息抜きになり、今度はどんなストーリーでごはんを催促するのか?と、毎回楽しみにしています。

 普段から飼い主に楽しい時間を与えてくれるネコたちですが、彼らはとても敏感で、飼い主の感情を感じ取り、吸収するとも言われています。

 飼い主が日々の不安に押しつぶされないよう、くまおプロレスの刺激を生活に取り入れ、ユーモアを感じながら、楽しむくらいの余裕を日常に持ち続けたいと思います。

 緊急事態宣言終了後もまだまだ警戒しながらの生活は続き、お疲れの方も多いと思います。不安が絶えない今だからこそ、一度全身の力を抜き、ネコたちのユーモアをおもしろがる気持ちで接してみると、この先のヒントが見えてくるのかもしれません。

 くまおプロレスは“ネコ達のビジネス”的なニオイを漂わせながら、今日もあの手この手でくまプロファンの飼い主を楽しませてくれています。

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鎌田里苗
すべてのイヌやネコが幸せに暮らせるように、と「一般社団法人くまお」 を設立。各地でイベントを開催し、保護猫の魅力について発信。2018年12月、猫も世界の一員「ネコもSDGs」プロジェクトを立ち上げた。くまおオフィシャルサイト http://kumao.co/ くまおインスタグラム @kumaokamako

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この特集について
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