夫、猫暮らし9年でついに猫アレルギー発症 在宅勤務が原因?

 猫と暮らし始めて今年で9年目。それは夫も同じです。私は4年目に猫アレルギーが発症しましたが、夫はまったく問題なし!

 ……のはずでした。

 花粉症持ちである夫は、スギ花粉も終わったと思われる今、くしゃみや鼻水のアレルギー症状がいつまでも続いています。これは、私の猫アレルギーが判明したときと、まったく同じ状況です。花粉症、長いな……と思っていたら猫アレルギーだったってやつです。 

 私の猫アレルギー発覚時は、近所の内科へ行き、血液検査をして、数日後に猫アレルギーだと判明しました。しかし、緊急事態宣言の下、この程度で病院にかかるのも……ということで、「たぶん、猫アレルギーなんじゃないか」という(仮)の状態です。

猫アレルギーはリモートワークが原因?

 夫のアレルギーの一番の原因は、リモートワークになって約2カ月、会社にいるはずの時間も自宅、休日もほぼ外出せず猫と一緒だからだと思われます。ということは、リモートワークをしなくなったら、たちまち症状がおさまる可能性も大きいです。

 猫アレルギーでも軽度であれば、対策を講じれば何とかなると、この連載にも書いたことがありました。当時は、「寝室に猫は入れない」「空気清浄機、吸引力の強い掃除機を使う」「家の中でマスク」などと書きました。

 これは4年も前に書いたもの。対策は自分の中で少しずつバージョンアップされているので、2020年バージョンをご紹介したいと思います。

キャットタワーの最上段で仲良くスヤスヤ…

やっぱり「換気」「掃除」が大切

 まず、今は家でマスクはしていません。家でも外でもマスクは辛いですからね……。

 マスク以上に重要なことは、昨今、感染予防にも重要とされている「換気」です。

 換気を怠ると、アレルギー症状が出てしまうことが多いと、この身をもって体験しています。

 冷房ガンガンの真夏でも、暖房でぽかぽかにした真冬でも、自宅にいる日は1日に何度も換気は欠かせません。

 もちろん掃除も重要です。以前は、吸引力の強い掃除機を!と書きましたが、今はそれ以上に粘着テープ“コロコロ”が重宝しています。

 吸引力の強い掃除機は音が大きいので時間帯を選びますが、コロコロなら四六時中いつでも掃除し放題なところも利点です。

モフモフおしりがふたつ

猫に風呂に入ってほしいけれど…

 そしてもうひとつ、猫にもご協力いただくことがあります。それは、猫にお風呂に入ってもらうこと。

 猫アレルギーの原因は、どちらかというと毛よりもフケというか、細かくはがれた皮膚なので、ブラッシングだけでなく、丸ごと洗ってしまうのが効果的です。

 猫の体を洗うと、体感的にしばらく空気が清浄化されるような気がしています。

 しかし、猫に風呂に入ってくれと言ったところで、猫が「オッケー! じゃあ、嫌だけど入るよ」とか「特別なゴハンくれたら入るよ」とか言ってくれるわけではありません。

 猫は風呂に入るのが嫌、人間も入れるのはものすごく大変。なので風呂はナシで円満!としたいところですが、猫にとっても毛がごっそり抜けてスッキリするので、悪いことばかりじゃないのです。

 できれば換毛期にあわせて年に2回、風呂に入ってほしいのですが……。

 私は猫の悲痛な鳴き声にビビってしまい、猫をうまく抑えることができません。なので、何度かの風呂を経て夫が「自分一人で入れたほうが楽!」となりました。

 しかし、あれから1年、1回も風呂に入れていません……。あの「一人で入れる宣言」は何だったのか……。

風呂が迫っているというのに、平和そうな顔の「あんず」

 夫だけが大変な思いをするわけなので、私が「猫を風呂に入れよう!」と宣言するわけにもいかない……。そう思っていると、夫が鼻水をすすりながら言いました。

夫「いいかげん、猫を風呂に入れよう」

 待ってましたー!

私「そうだね♪ 暖かくなってきたし、そろそろだね!」

 などと言っていると、「日曜日に入れよう」となってくれたのですが……。

夫「娘が昼寝している間に入れちゃおう」

 と、いつのまにか私も参加することになっていました。えー、一人で入れるんじゃなかったの……。まぁ、乾かすときだけだろうから、それくらいならやむを得ない……。そして娘を寝かしつけました。

私「やるかい?」
夫「うーん……」

 明らかに面倒くさそう。前日のテンションはどこへやら。

私「…今日ちょっと涼しいかもね」
夫「そうだね! 今日風呂に入れたら猫が風邪を引くから、やめよう!」

 と嬉しそうに自分も昼寝をしていました。

 猫の風呂に関しては夫頼みなので、何も言えない私です。やる気があるときでないと、本当に大変なので仕方がない……。

 先日、テレビで芸人さんの猫が風呂で体を濡らされても気持ちよさそうにしていましたが、うらやましいのなんのって……!

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安田有希子
2015年からsippoにて「猫アレルギーですけど」の連載開始。2匹の元保護猫と暮らして4年目に猫アレルギーが発覚するも、平和に暮らす。猫の好きなパーツは、小さく並んだ門歯。幼少の頃「うちのタマ知りませんか?」のすごろくに大ハマりした年代。栃木県出身。

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この特集について
猫アレルギーですけど
普通の家で飼われている猫「あんず」と「モモ」。飼い主の主婦が、2匹との生活や発見をユニークな視点で切り取る人気連載です。
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