猫の見守りカメラ導入 おやつをポンポンやったら、猫ふっくら
今、何しているかな? 2匹でケンカをしたり、イタズラはしたりしてないかな? そんな飼い主の不安をやわらげてくれる、外出先からペットの様子をチェックできる「見守りカメラ」。評判を聞いて、ついに、我が家でも導入しました。
「見守りカメラが欲しい!」と思ったのは、オス猫のはっぴー(2歳)を迎えてから。
同居のメス猫イヌオ(15歳)はおとなしく落ち着いているし、イタズラの心配はほぼありません。
でも、はっぴーーはわんぱくで、食いしん坊。猫柱を倒したり、食べ物の袋を食い破ったりと、いろいろやらかしてくれます。成長して体の大きさが逆転してからは、イヌオに対しても威張るようになり、体の上に乗ったり、足を嚙んだり。留守番させるのが、ますます心配に……。
どこからでもチェック可能
そんなとき、取材先のお宅に置いてあった見守りカメラを思い出しました。
「どこにいても室内の猫を見ることができる」「外出時の心配やストレスが減りました」。 そんな評判だったので、うちでも採り入れることに決めたのです。
電器屋さんに下見にいくと、赤ちゃん用の見守りカメラや、防犯カメラと同じコーナーにペット用のカメラもありました。機能はいろいろ。レンズが360度動くもの、自動追跡できるもの、赤外線センサー(暗視機能)付き、会話可能、給餌機能付き……。
迷った揚げ句、Furbo(ファーボ)を選びました。“遊べる、話せる、見守れる”機能の付いた置き型の広角カメラです。
スマホ操作でおやつをポ~ン
一番気にいったポイントは“遊べる”機能。カメラ内部に仕込んだおやつやドライフードを、豆まきのように、遠隔操作でポ~ンと与えられるのです。スマートフォン画面に出るイラストを指で弾くと、カメラからおやつが飛び出す仕組みです。
おやつが出る時には、あらかじめ録音した「はっぴー、イヌオちゃーん」という私の声まで流れます。スマホからリアルタイムで呼びかけることも可能です。
もともとは犬用カメラのようだけど、食いしん坊のはっぴーにはぴったりです。おやつにつられてカメラ前に現れれば、無事な姿を確認できるし、万一、イヌオとケンカしていたとしても、おやつの方に関心が向くのではないか、寝てばかりのイヌオの刺激にもなるかも?と思いました。
何度か家で練習しましたが、初めて外にいて使う日はドキドキ。仕事先で、スマホに入れたアプリを開き、おやつのイラストを弾いてみました。
自制が必要なのは私の方?
すると、来ました!来ました!! 飛び出して床に散らばるおやつに、はっぴーが接近。「おいしい?」とスマホで呼びかけると、キョロキョロしています。
その姿が可愛くて、可愛くて。さらに、おやつをポ~ン。はっぴーも面白がって、ゲームみたいです。
すっかり見守りカメラにハマッてしまい、仕事中に何度もスマホを出して、おやつを飛ばして。姿が見えなければ、「ママだよ~」「どこにいるの?」と声高に呼んだり。「この人なにしてんの?」と周囲はあきれ顔。
そうするうちに、はっぴーの腹も少しぽっこりしてきた気がします。一度におやつが出る量は調節できないので、自分の気持ちの“調節”が必要です!
それにしても、昨今のペットグッズの進化には驚かされます。ペットに合ったものを見極めながら、上手に取り入れていきたいものです。
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