スマホが鳴ったら教えるワン! 聴導犬アーミとの歩みを紹介
3月3日の「耳の日」にちなみ、兵庫県西宮市の市総合福祉センターで4日、「耳の日のつどい」が開かれた。聴覚に障害のある人たちに対する理解を深めようと、西宮市聴力言語障害者協会難聴部が主催し、約60人が参加した。
大阪市のNPO法人「MAMIE(マミー)」代表の安藤美紀さん(48)が、「聴導犬とともに生きる」と題して講演。子どもの頃に飼っていたマルチーズが様々な音があることを教えてくれたことや、電話の音や洗濯の終了などを教えてくれていた長男が反抗期を迎え、「私が自立しなくては」と聴導犬を貸与してもらうことを決心した経験などを紹介。「耳の聞こえない人は外から見てもわかりにくい。聴導犬の大事な役割は、聞こえないことをわかってもらえること」と話した。
この日は聴導犬として安藤さんと暮らす「アーミ」も登壇。スマートフォンが鳴る音やインターホンの音、鍵を落とした音に気づいて安藤さんに知らせる様子を実演した。同行した長男の一成さん(23)は、聴導犬など「補助犬」について理解を深める自作の歌を手話つきで歌った。
(石田貴子)
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