犬が付くまち「犬山市」 児童が考えた犬山ドッグが給食に

愛知県犬山市内の小学校などの給食で25日、子どもたちが考案したご当地グルメ「犬山ドッグ」が登場した。
犬山ドッグはホットドッグのようにパンに食材を挟んで食べる。犬山らしさがあれば何を挟んでもいいのが特徴。市は昨年度から、市内の児童生徒からドッグのアイデアを募り、優秀作品を給食で提供している。
今年度は1432点の応募の中から最優秀賞を獲得した、楽田小4年の兼松璃子さん(10)の「もも太ろうドッグ」が給食に。鶏もも肉の照り焼きとマヨネーズをあえたキャベツをパンに挟んだ。マヨネーズに、犬山の特産品きびだんごに使われるきな粉を加える工夫を凝らした。
市の公式キャラクターの「わん丸君」や山田拓郎市長らと一緒にドッグを味わった兼松さんは「みんながおいしく食べてくれてうれしい」と笑顔を見せた。
(中野龍三)