警察犬ダイゴ号、認知症で行方不明のお年寄りを15分で発見!

山梨県警甲府署は16日、行方不明の高齢者の発見、保護に貢献したとして警察犬ダイゴ号と、県警鑑識課の佐藤弘行巡査部長(46)に表彰状と副賞のビーフジャーキーを贈った。
署によると、10日午前、甲府市中心部で行方不明になった70代の男性の捜索にダイゴ号と佐藤巡査部長が出動。衣服のにおいを頼りに捜索を始め、15分ほどで民家の敷地で男性を見つけた。男性には認知症があり、植え込みで隠れた見えにくい場所にいたという。男性にけがはなかった。
佐藤巡査部長は、2012年にダイゴ号が県警に導入されて以来のパートナー。「無事発見できてよかった。今後も訓練を続けたい」と話した。
鑑識課によると、県警の直轄警察犬は現在3頭おり、ダイゴ号は8歳で最年長。6月に導入された1頭は育成中で今月中にも現場に出られるようになるという。昨年の出動は164件で、うち行方不明者の捜索は47件で最多だという。
(野口憲太)
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