盲導犬と一緒に歩いてみたら「安心できた」 小学校で体験授業

広島市西区の市立鈴が峰小学校で6日、盲導犬の体験授業があった。盲導犬や目の不自由な人への理解を深めてもらおうと日本盲導犬協会島根あさひ訓練センター(島根県浜田市)が行う「盲導犬学校キャラバン」の一環。3年生児童30人が参加した。
センターのスタッフがPR犬のウィティと共に盲導犬の役割や仕事の内容を紹介。児童が盲導犬と一緒に歩く体験もあり、小林凜花さん(9)は「最初は不安だったけど最後は安心できた。困っていることがあれば、これからは助けてあげたい」と話した。
盲導犬ユーザーの伊藤誠英(さとひで)さん(53)=広島市東区=は「仕事中の盲導犬に声をかけたり触ったりしないで」と児童に伝え、「盲導犬と一緒だと好きな時に好きな場所に行ける。飲食店などでももっと受け入れが進むとうれしい」と話していた。
(田中瞳子)

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