「災害時はペット連れ避難を」 防災を考える展示会

ペットと過ごす疑似避難所や防災用品などが展示されている会場=岡山市北区
ペットと過ごす疑似避難所や防災用品などが展示されている会場=岡山市北区

 災害時に飼い主がペットを守るためにできることを考える「いぬと、ねこと、わたしの防災 いっしょに逃げてもいいのかな?展」が、岡山市北区のクレド岡山で開かれている。人と犬、猫が共存する社会を目指すボランティア団体「スマイル☆プロジェクトfrom岡山」の主催。

 会場には、段ボールでつくった犬小屋付きの疑似避難所や、ペットフードやドライシャンプーなどの避難時に持ち出す飼育用品の一例などを展示。災害発生から3日間の行動シミュレーションや避難所での生活の注意点などを記したパネルもある。

 熊本地震の被災地に入り、「災害発生時は同行避難が原則」という県動物愛護センターの大畠律子・愛護課長の解説も展示され、ペットのしつけや防災用品の備えなどの大切さを呼びかけている。入場無料。

 最終日の21日午前11時から、スマイル☆プロジェクトの清水弓子代表や大畠課長らによるトークセッション、動物愛護団体によるフリーマーケットなどの催しがある。

(波多野大介)

朝日新聞
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