捨てられていた赤ちゃん猫がスクスク成長 坂上パパひと安心、でも間もなくお別れの時
こんちわ、坂上です!
前回ご紹介させて頂いた、我が家の近所で捨てられていた5兄弟の乳飲み子ちゃんたちなんですが、順調にスクスクと育ってくれております。
運動会をしては爆睡
昨日、体重も全員1㎏を超えてくれまして、ホッとひと安心。
ですが、安心する暇もないぐらい、今はやんちゃ盛り。
運動会をしては爆睡の繰り返し。ま~、元気元気!
今週に2回目のワクチンを接種するので、いよいよ「さかがみ家」への引っ越しも近いかなと。
いつものことですが、すでにお別れするのがつらくなっております。
そりゃあ、寝る間を惜しんでミルクをあげては排泄(はいせつ)トントンをしてたわけですからね。
5兄弟さんもしっかりわたしの存在を認識してくれており、わたしがトレーラーハウスの扉を開けると「やった~!」とばかりに、「遊ぼう! 遊ぼう!」ですから。
もう、可愛くて可愛くて……。
でも、お別れなんです。
秋に「PNM」第2弾
というのも、今年の春に「さかがみ家」として初めてTNRをさせて頂いたのですが、この秋に第2弾を決行することになり、我が家のトレーラーハウスは一時隔離場所として空けなくてはならないのです。
「さかがみ家」の場合はTNRではなくPNMと称し、P(プロテクト⇒保護)N(ニューター⇒手術)M(マネジメント⇒リリースありきではなく状態をみて、もし出産があれば譲渡先探し)となっており、リリースは3割程度で済ませることができました。
譲渡先探しに関しては、現時点で9割方譲渡に成功しております。
正直、リリースする子と譲渡先探しをする子との判別が難しいのですが、基本は人慣れの可能性があるのかないのか? 人慣れが難しいとおもえる子を保護し続けるのは、逆に彼ら彼女らのストレスにつながり、自由を奪うことになるのではないか?
まぁ、正解はないですよね。
自分に言い聞かせる
ただリリースした子たちは地域猫として、当然毎朝夕の餌やりをしておりまして、かつ人慣れトレーニングも諦めずに継続していた結果、かなりなついてくれているんです。
よって、当初は未手術の子たちのみを捕獲して手術と考えていたのですが、手術済みの子たちも改めて捕獲させて頂き、マネージメント⇒譲渡先探しをしてみようということに相成りまして、近々に始動するのです。
う~ん……言い訳だな。
PNMをやるからトレーラーハウスを空けなければならず、だから5兄弟さんは「さかがみ家」に引っ越しさせなきゃならないんだ。
いやいや、普通に家族として迎え入れたいですよ。120%情は移ってるんですから。
でもね、それをやってはキリがありませんので……。
つらい思いをしている子はごまんといるわけですから、ひとりでも多くの子たちをと考えたら、自身の感情はどこかで線を引かないとね。
と、自分に言い聞かせる、わたし。
あ~あ、さびちぃにゃ~。
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