晴れた日は愛猫たちも外遊び 好奇心旺盛なジャッキーとビビりなきなこの反応は?
イケメンのオス猫2匹と妻子と暮らす朝日新聞の佐藤陽記者が、猫好き一家の歴史をふりかえりながら、日々のできごとをつづります。
愛猫ジャッキーの外遊び
ジャッキーは外に対してとても興味を持っている。隙あらばベランダに少し出てみようという気持ちがあるようだ。
妻がベランダで洗濯物を干す時に、窓の閉めが甘くてほんの少しだけ開いていると、そこから鼻先を突っ込んでなんとか出ようと試みる。とは言ってもジャッキーは慎重な性格。遠くへ行くこともなく、ベランダ1〜2メートル出たところで平身低頭にして匍匐前進(ほふくぜんしん)している。
しかし、窓がきちっと閉まっているときは、妻が洗濯物を干し終わって部屋に入ろうとすると、上手に後ろ脚で立って、「お外に連れてって〜」と言わんばかりに抱っこをせがみ、首輪とリードをつけてもらって、束の間の外遊びを楽しむ。大きめの鉢に植えてあるオリーブの木の土の上をゴロゴロしたり掘り掘りしたり。すると、自慢の真っ白の毛並みが真っ黒に!
ツンデレなきなこは?
そして遠くの窓からは何やら目線を感じる。我が家のもう1匹の愛猫、きなこがジーッとこちらを見ているのだ。そして寂しそうに「ニャー」と鳴く。
もちろん、うらやましいのだろうと迎えに行くと、すごい勢いで逃げていく。本当は出たいのにツンデレきなこめ! どうにか捕まえて、首輪とリードをつけて、いざ、外へ! するとすごい勢いで首輪を引っ張り、首輪を外して部屋の中へ逃げて行った。
(猫は高いところに登ったり飛び降りたりするので、何かに引っかかって首輪で首を吊ってしまわないように、事故防止のために引っ張ると外れるようになっています)
あれ? きなこは出たくて鳴いていたんじゃないの? どうやらお兄ちゃんジャッキーがいなくて、寂しくて不安になって鳴いてただけみたい。
その後数日間は、また外に連れ出されると思って、窓のところに妻が行くときなこは猛烈な勢いで逃げて行く。家の中では「俺様キャラ」なのに、外においてはビビりなきなこ。
きなこも、天気の良い日は太陽を浴びながら、全身でゴロゴロしたら気持ちがよいだろうになぁと、おせっかいな事を思う妻でした。
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