つながる命 先代を亡くした悲しみから救ってくれた白猫「べる」と白三毛猫「みら」
<sippoストーリー>
べる/女の子/MIX/8歳
普段の呼び名:べる
飼い主さんのニックネーム:harpstar_vega
■名前の由来はなんですか?
先代のVegaとRubyの頭文字を取って「べる(Veru)」と名付けました。もう1匹の猫「みら(Mira)」は先代Vegaと同じ白三毛猫だったのでVegaと同じ星空の恒星くじらざのミラからとりました。
■出会ったきっかけはなんですか?
先代Vegaが旅立ってから私は記憶が3日程ありませんでした。朝起きて長ネギを切ろうとしていても夜6時までずっとそのままの状態だった私を見た家族が「早く猫を迎えなさい」と言うのですが、できませんでした。 べるは家族がありとあらゆる保護猫サイトや動物愛護団体から探し、家族で迎えに行った子です。 その時の私は素直に「可愛い」と声には出せませんでした。言ってはいけないと思っていました。 1歳になった頃、べるはアレルギー疾患に悩まされることになりました。そんな時同じ愛護団体でみらの写真を見て、群馬まで迎えに行きました。 それでもまだ「可愛い」と言えずにいる自分がいて……。べるのアレルギー疾患は免疫抑制剤まで使用するほどひどくなりましたが、薬の副作用でべるの元気がなくなり、現在は思い切って薬を止めています。べるとみら、仲良くはないのですがご飯が欲しい時はお互いをなめあってアピールするのです。仲良くするとご飯が出てくる仕組みにしました。そんなこんなでべるとみらがきて4年目にやっと、「可愛い」と何度も何度も言えるようになりました。 今ではこの子達がいなくなったらどうしようと不安になります。 べるは一度保健所に入りましたが、今では私呼べば返事もする忠猫です。みらは本当は甘えたいのにべるを気にして甘えない気遣いをする優しい子です。この2人に出会えたのは奇跡だなと今では思っています。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
出勤前にお天気が良かったので。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
葬儀があり初めて4日間ほど家をあけ、帰宅直後目にしたのは遠い目をして光を失った瞳のべるでした。 とっさに諦めたんだと理解しました。 お線香の匂いに包まれた私が声をかけると、驚き見開いた瞳のべるは体ごと私に飛び乗り抱きついてきました。 それから私が寝るときは必ず隣で寝ています。 猫は諦めることを知っているんだと、胸が苦しくなりました。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
この子達がいないと落ち着かないです。
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
ATOM CamとトレッタやCatlogbord→トイレを監視することで未然に病気を防ぎたいです。オーラティーンジェル→歯みがき大事です。3年日記に排尿排便、投薬、食事量を記載しています。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
Vega頑張らせてごめんね。Rubyもっと積極的な治療をすれば良かったのかな。べる、いつも見守ってくれてありがとう。みら、もっと甘えて!
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