流涙症の魚卵猫姉妹と、飛び散る「エキゾ汁」 掃除の手間は、猫愛で乗り越える?
エキゾ汁というものをご存知ですか?
多分、エキゾチックショートヘアに限らず流涙症のワンちゃんや猫ちゃんを飼っている方なら分かっていただけると思うんですが、目から流れてくる赤茶色いアレです。
放っておいたら固まるアレです。ティッシュでお手入れしてあげる、あの汁です。
簡単に言うと涙らしいんですが、くしゃみと共にアチコチに飛んで床や壁紙にくっつきます。
噴射されてすぐは、「これ、もしや血が混じってる?」と思うような、みずみずしい色合いで初めて見た時はドキーー!!!っとしました。
くっついてすぐならサッと水拭きすればすぐに汚れが落ちるんだけど、よーく乾いてしまうと床はともかく、壁紙についたものは取れにくくなってしまいます。
壁や床を拭くなんて、我が家にはそんな習慣ほとんどなかったのに、4年ほど前に我が家におこわが来てから、私はともかく、ダンナの意識が変わりました。
「これはちょっと置いておくと、片付けてない部屋がさらに汚く見えてしまう!」と騒ぐのでうるさいったらありゃしない。
こまめに目の掃除(以前の記事でも書きましたが主にダンナが率先してやる)をするのと、夫婦二人でクイックルワイパーをかけることが、すっかり日課になりました。
昔は1匹だったエキゾチックショートヘアも今や2匹。汚れる量は倍になりました。
しかし、猫の癒し力はものすごいものがあります。
その存在だけでOK! 存在してくれててありがとうという気持ち。
あの短い鼻をフゴフゴと鳴らす音を聞く度に、愛しさと「また掃除をせねば……!!」という気持ちが入り交じります。
(この連載は隔週金曜日に更新します)
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