流涙症の魚卵猫姉妹 毎日かいがいしく目ヤニを拭くバブ夫に、素直に感謝できないワケ
エキゾチックショートヘアの魚卵姉妹を我が家に迎えるまで、「流涙症(りゅうるいしょう)」というものが存在するのを私は知りませんでした。
イクラはなんとなく目がいつもウルウルっとしてるな、と思うくらいなのに対して、タラコはちょっと放っておくと涙と目ヤニで目の周りが茶色くなってしまいます。
漫画の中では逆さまつげと書きましたが、実際には「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」という、下まぶたが内側に入り込んでしまう症状を生まれつき持っていることによって、流涙症もひどくなってるみたいです。
手術が必要というほどでもないけど、気がついた時に人間がおめめ周りを優しくティッシュで拭いてやらなければならないという、ちょっぴり手がかかる猫、タラコ。
そんなタラコを「絶対この子野生で過ごせないじゃーん、姫っぽ〜〜〜い♡」と大切にするのがバブ夫。
タラコに限らず、全猫の目ヤニやあごニキビ、爪の状態も毎日チェック。
以前は猫の爪が伸びていると気づいても「爪を切るのに失敗して猫に嫌われたら嫌だから!」と、私を呼び付けて爪を切らせていたのに大変な進化です。
この猫を溺愛するさま! めちゃくちゃありがたいんだけど、嫁の誕生日を始め、結婚記念日などを結婚以降スルーし続ける人と同一人物とは、とても思えないのであります。
「人間の女のめんどくささに比べたら、猫の世話なんてご褒美みたいなもの」とまで言い切ったバブ夫。
アンタの身の回りの人間の女なんか、私と娘しかおらんやろがい!!
人間の本気のめんどくささを全開で見せつけてやる時がキタ!!!!
そんな気がしています。
(この連載は隔週金曜日に更新します)
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