猫にとって人間は「様子のおかしいデカい猫」? 仲間認定してもらえる日は来るのか
猫に頭や顔を擦り付けて舐めてもらおうとするダンナ(バブ夫)のことをヤバい奴だ……と思いつつも、私も猫にほっぺた舐めてもらいたいーーー!と実は思っています。
だけど、風呂上がりに化粧水を塗った時にしかほっぺたを舐めようとはしてくれない我が家の猫たち。
もっと自然にぺろぺろして欲しいと思っていたんですが、「猫は人間のことを大きくてバカな猫だと思っている説」が正しいとするならば、納得です。
私だって、意味不明な言葉をしゃべりすり寄ってくる、やたら大きい人間っぽいものがいたとしたら、ほっぺた舐めたいとか思わないですもの!!
だけど、この世には猫にほっぺたやお手手を舐めてもらえる飼い主さんも、たくさんいますよね?
我が家とそのお宅との違いはなんなんでしょう……。決して愛情や猫バカ度では引けを取らないとは思うんだけどなあ~。
そして、この「猫は人間のことを大きくてバカな猫だと思っている説」を知ってからというもの、我が家の猫たちを鋭く観察するようになりました。
人間は猫と違って毛繕いもちゃんとできないし、高いところへジャンプもできないし、獲物を狩ることもできない。
なので、猫ズは私が寝ている間に枕元におもちゃのネズミや虫を運んできてくれるのか……。彼らなりの思いやりだったのかも。
岩海苔爺さんがこちらに向ける慈悲深い眼差しは、もしかしたら憐れみの眼差しなのかもしれない、などと、思い込みにも似た確信が深まってきました。
濃くなりゆく秋の紅葉と同じく、私の中の猫ズに対する興味は深まるばかりです (あら! 美しくまとめちゃいましたね!) 。
(この連載は隔週金曜日に更新します)
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