まさかの破壊力 病院嫌いな愛猫「ちくわ」、クッサい涙で抵抗

 穏やかなちくわが豹変するのは病院。

 大きくなると少しずつ病院も慣れていくものかな、と思っていたんだけど、逆に注射の痛みをおぼえたのか全然慣れません。

 毎度大鳴きして暴れるので、大きめの洗濯ネットにあらかじめ入れて連れていくようになりました。

 それにしても、ちくわを初めて病院に連れて行った時のことを忘れられません。

 ケージから出そうとしたら、シャーシャー大騒ぎ! 取り押さえたら突然毒霧のようなクッサい肛門液を噴射。

 尻側に立って押さえていた私の服にかかってしまい呆然……。

 お医者さんが「人間も、怒りすぎたり怖すぎたら涙が出てくるでしょ? これもいわば涙ですよ!」とおっしゃったんだけど、臭すぎてコチラの涙がチョチョ切れそうでした。

「こんな臭い涙あってたまるもんか!! この猫スカンクなのでは!?!」と思ったことが忘れられません。

オレの尻側に立つな(←ゴルゴ風にお読みください)
オレの尻側に立つな(←ゴルゴ風にお読みください)

 幸い、この後スメル攻撃は今まで一度もなく暮らしてるんですが、病院に行く前のちくわの肛門腺絞りは必須です。

 ちなみに液のかかった服は洗っても干しても漬け込んでも臭いが取れず、思い切って捨てました。

 恐怖や怒りの絶頂にある猫のおしり側に立つのは危険!と、未だに病院で診察やワクチンを受けさせる度にドキドキしてます。

 滅多にないことらしいですけど、スメル攻撃には本当に注意してくださいね!

(この連載は毎週金曜日に更新します)

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大盛のぞみ
中太りひきこもり系主婦。漫画をInstagramに投稿するのが趣味。好きなものは脂と猫。嫌いなものは運動と努力。赤子系旦那と子供2人、猫5匹の9人家族です。

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この連載について
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意識低い系主婦による猫マンガ。三度の飯と同じくらい猫が好き。そんな気持ちを毎週部屋の隅っこからぶつけます。
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