愛犬「ココ」 盲目でも、トイレを失敗しても、すべてがカワイイ

目が見えない愛犬「ココ」
目が見えない愛犬「ココ」

 ココが目に異変をきたしてから、約3年になろうとしています。

 白内障の症状が出ていることは素人目にもわかっていたのですが、ピンが旅立って以来、確実に“動物病院嫌い”になってしまった私。当時、行きつけの病院は、皮膚病の専門医以外には一件しかなく、なかなか他を検索できないまま、ある日突然、ココの白目が真っ赤になっているのを発見。結局、ピンが最期のときを迎えた病院に駆け込みました。

 でも、ほぼ初めて診ていただく女医さんが、眼科の専門医を紹介してくださり、その日の内に診察をしていただきました。

 あれから徐々にココの目は見えなくなり、「でも、影だけは察知できてるもん」と意地のように信じていた私でしたが、時おり、壁や扉に向かってジッとしているココを見るにつけ、あぁ、もう全然見えないのだ……と、やっと理解。そんな様子を見るたびに、「ココ、ごめんね。早く病院に連れて行ってあげなかった私が悪いんだよ」と謝っています。

毛布でぬくぬくお休み中
毛布でぬくぬくお休み中

 ほかにも「見えないんだ」と感じる場面はたくさんあって、たとえば、ゴハンをあげるとき、お皿の端を私が爪でコンコンコンコンと叩きながら「ココ、ここだよ」と声もかけ、さらに、勢いよくお皿に突進して、結果、ゴハンの中に足を踏み入れたりしないように(実は何度かありました)、ココの身体を押さえながら、前に誘導しています。

 幸いにも、ココは食欲だけは旺盛だし、食べるスピードが速い。これはピンが生きていたときも同様で、いつもピンは、先に食べ終えたココにゴハンを取られていました。

 同じく、いま、保護犬のハンターは、3分の2ぐらい食べ進んだところにココが飛んでくるものだから、ゴハン中、まったく落ち着きません。

 そんなココは、ものすごく頻尿になりました。さらに、トイレシートの上でしてくれる確率は50%くらい。でも、トイレをすれば、足を床に何度も擦りつけながら教えてくれますし、トイレが“場外ホームラン”だったとしても、私はココを褒めるので、得意げに私のほうを見上げます。

 そうしたココの一挙一動が心からカワイイと思える日々。寒くなってきたので、毛布の中に首を突っ込みながら匍匐前進のように進んで行き、結果、毛布の中にすっぽりくるまることも昔からココは得意技です。

頭隠して尻隠さず
頭隠して尻隠さず

 もう一つ、最近のココのマイブームといえば、バルコニーでトイレをすることです。ココにしてみたら、お散歩中にトイレをしているような気分なのでしょう。どんなに寒い日でも「開けて、開けて」とバルコニーに出るドアの前に立ち、アピール。

 開けてあげると、バルコニーを一通りクンクン嗅いで回り、オシッコやウンチをして、また得意げな顔をして私にアピールしてきます。

 お散歩に行くと、私がどれだけ気をつけてあげていても、色々なところに鼻や顔をぶつけてしまうココ。

 どうも、お散歩は嫌いになってしまったようで、私がハンターを連れて外に出るときも、「連れてって」というアクションを起こさなくなっています。そんなココだけに、バルコニーに出ることは、気分転換になるひとときなのでしょう。

 ココの「クオリティ・オブ・ライフ」、もっともっと考えてあげたいです。

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山田美保子
1957年生まれ。青山学院大学卒業後、ラジオレポーターを経て、放送作家、コラムニストなどを務める。「踊る!さんま御殿!!」「ノンストップ!」などを構成。ほかに雑誌、新聞、WEBに連載多数。

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