川崎に新しい動物愛護センター完成 愛称は「アニマモール」
川崎市の新しい動物愛護センターが中原区上平間に完成し、記念式典が3日、同センターであった。「ANIMAMALL(アニマモール)かわさき」と決まった愛称も発表された。開館は12日。
センターは、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り3階建て。高津区にあった1974年開所の施設は老朽化し、手狭でもあり、移転した。新施設では保護した動物の譲渡や健康管理、動物愛護の普及啓発をする。人と動物の交流の場にする。総工費は約10億2千万円。動物たちは9日に高津区から引っ越す。
愛称は、727の応募から選んだ優秀5作品を対象に、インターネットと近くの小学校の児童による投票で決めた。「動物を守る」と「動物のための施設」を組み合わせた川崎区の小学5年、橋本隆之介さん(11)の作品に決まった。
橋本さんはアレルギーがあり、動物は飼えないが犬が好き。「みんなで動物を守ってほしい」と式典で呼び掛けた。その後、関係者が施設を見学した。
(斎藤茂洋)
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