すっかり大きくなった! ゴミ袋で捨てられていた保護犬の今
パーソナルスタイリストとして活躍する大日方久美子さんが、元繁殖犬のキャンディ、元保護犬のJIROとヴィヴィアンとの日々をつづります。
(末尾に写真特集があります)
こんにちは。
もともと私がフォスター(一時預かり)になろうと思ったことがきっかけで出会った保護犬のヴィヴィアンが、うちの子になって早9カ月がたちました。いまでは毛づやも良くなりふっさふさ、当時のガリガリちゃんからしたら3倍くらいに大きくなったように見えます。
ゴミ袋に入れられ、捨てられていたヴィヴィアン。車の音や人が怖くて、お散歩がうまくできなかったんですが、だんだん慣れてきて……、とはいえ、まだ家の中のほうが大騒ぎ。いつもキャンディに「遊んで、遊んで」と絡みにいっては、じゃれあっている毎日です。
甘えん坊にも磨きがかかって、最近ではすっかりパパっ子。いま思い返すと彼(パパ)はヴィヴィアンがうちに来た日に、キャンディとJIROと同じご飯のうつわをもうひとつ、オーダーしていたんです。最初から引き取るつもりでいたのかも。
海辺で保護犬たちとのんびり 大切な存在と過ごす休日
お休みの日はみんなで海がお決まり。私も彼もサーフィンをするんですが、3匹も一緒に連れていくので、車の犬用シートも3つ揃えました。
砂浜だとみんな元気いっぱい! ヴィヴィアンとJIROは波打ちぎわギリギリまで行って遊んで、キャンディはぬれないように私から離れない(笑)。先日のGWは、海とスーパーしか行ってないけど3匹とのんびり過ごせて大満足でした。
この数カ月で、ヴィヴィアンの意外な一面も発見しました。キャンディとJIROは洗われるのが嫌いなんですが、ヴィヴィアンは大丈夫だったの! 水を嫌がらないし、お風呂場の前にじっと待っているような子なので、抱っこしながら湯船にいれてみたら「ぽか〜ん」としちゃって。気持ち良さそうにぬくぬくしだしちゃったんです。
もうひとつうれしいご報告です。先月、キャンディが家族になって6年目を迎えました! 元繁殖犬だったキャンディ。JIROのこともヴィヴィアンのこともすんなり受け入れてくれた懐の深い彼女。そんなキャンディから私は、無償の愛を注ぐ大切さ、いちばん近くにいる人を全力で愛することを教えてもらいました。
犬たちといると日々、忘れがちな大切なことを気づかされてばかりです。次回はそんなキャンディと、私の奮闘についてお話しますね。
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