「生まれて初めての動物園です」と女優が告白 象にぞっこん

生まれて初めて象を見た末永百合恵さん(左)と筆者
生まれて初めて象を見た末永百合恵さん(左)と筆者

 新作映画「猫は抱くもの」に登場する猫たちのアニマルトレーナーは「市原ぞうの国」の坂本峰照さんが担当した。「グーグーだって猫である」の映画版、テレビ版を含め今回で4回目のお付き合い。作品が完成すると、坂本さんと必ず行う行事がある。参加できるスタッフ、キャストでぞうの国に遠足に行くのだ。

 坂本さんはホストとして園内を案内してくれたり、最後のパーティーで焼き鳥を焼いてくれたりする。この時に飲むビールは最高。いやあ、何度行ってもワクワク。様々な動物を見た後、大好きな象が何頭もまさに目の前に現れ、最後は写真のような状態に。

 私と写真に写っているのは、映画の中に登場するサニーズというアイドルグループで「りんりん」というかわい子ぶりっ子を演じる末永百合恵さん。なぜ今回この写真かというと、向かうバスの中である衝撃的な事実を知ったから。

 「私、動物園生まれて初めてなんです」と末永さん。末永さんは十分成人されている。私は「大人になって?」と聞き返す。「いえ、生涯で。生まれて一回も行ったことないんです」。せっかくなので人生初の動物園、その生の声を。

 「本物の象さんを初めて見た! 想像以上の大きさで……正直最初は怖かったです。何かを見て思わず逃げたくなる恐怖を感じたのは小さい頃、元旦に家に来る獅子舞を見たとき以来。大人になってからは感じたことのない感覚でした。

 あと本当に本物かな?となかなか信じられず、モーターがついているのではないか?と思わず凝視してました。ディズニーランドのアトラクションを体験してるような不思議な感じ。

 隣に犬童さんたちがいなかったら、恐怖感に耐えかねて多分そーっと後ろの方の席に移動していたと思います。象さんの愛らしいしぐさや動きを見ていたら晴れて恐怖は吹き飛び、次第に慣れてきて、すっかり象さんの虜(とりこ)になりました」

 写真は、初めての動物園、恐怖を克服した会心の笑顔です。

犬童一心
1960年東京生まれ。映画監督。主な監督作品に「金魚の一生」「二人が喋ってる。」「金髪の草原」「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」「のぼうの城」など

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この特集について
遠い目をした猫
「グーグーだって猫である」などを撮った映画監督で、愛猫家の犬童一心さんがつづる猫にまつわるコラムです。
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