朝ごはんの食いつきがイマイチの愛犬、「朝んぽ」でヘルシーに

食欲は愛犬の元気のバロメータ。しっかりと食べてくれると、「今日も元気だね!」とひと安心です。
わが家の愛犬ぷりぷり、食いしん坊のほうだと思います。名前を呼んでもしれっと無視するくせに、「ごはん」「クッキー」という言葉を口にすると、ピキーン! と反応。すっ飛んで来て「なんかくれるの?」とお目々キラキラ。現金なやっちゃ。
ところが最近、ちょっと朝ごはんの食いつきが悪い。10歳というおトシのせい?
フリーライターという仕事柄、会社勤めの人に比べると時間が不規則で、朝も予定がなければゆっくりめのわが家。実はぷりぷりを迎え入れるとき、「ワンコがいたら早寝早起きの規則正しい生活ができるかも」とほのかに期待しました。自分じゃ起きられないから、他力本願。
寝ている私の顔をペロペロし、「朝だよ! おなかすいたよ! お散歩行こう!」と起こしてくれて、さわやかな朝の空気の中さわやかにお散歩する……。ついに憧れの「意識高い系ヘルシーライフ」が手に入っちゃう⁉︎
が、思惑はまんまと外れました。ぷりは私が寝てると一緒に爆睡。「ぷり、おはよう。起きるよー」と声をかけなければ、いつまでも寝ています。ワンコは飼い主に似るというけれど、そんなグータラなとこ似なくてもいいのに。
午前中にエンジンがかかりにくいのも、残念ながら似ちゃったようで。朝ごはんの用意ができてもイマイチ乗ってこない。最終的には食べ切ることがほとんどですが、ときどき残してしまうことも。
そこで、おいしくごはんを食べてもらうために、「朝んぽ」(朝のお散歩)を始めることにしました。

正直、運動とまでは考えていません。目的は、しっかり目と体を覚ますこと、太陽を浴びて体内時計をリセットすること。なので、家の周りをちょろっと回って帰ってくるだけ。時間にして5分ほど。散歩とは言えないか(笑)。
始めて数日ですが、これが思った以上に効果テキメン! あちこちのにおいを嗅ぎまくり、ウンチもスッキリと出し切って、しっかり覚醒した様子のぷり。

出されたごはんを勢いよく平らげ、食後のスープ(ごはんを煮たダシを少しとっておいて、お皿にこびりついたものまで食べられるようにしている)もしっかり完食! よっしゃ、と思わずガッツポーズ(私が)。

年齢とともに変化はありますが、ちょっとした工夫で「いい感じ」をキープできたりする。そんな気づきがあった朝んぽ。どんな工夫がいいのかは、毎日一緒に過ごしている家族だからこそ考えられることかもしれません。
ということで、朝のルーティンが一つ増え、必然的にほんの少ーし早起きに。ぷりのおかげで、ちょっぴり健康的になれた? 気がするのでした。
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