公募ねこ館長にブリティッシュショートヘアの「むぎ」就任

ねこ館長に任命された「むぎ」と飼い主の菊池綾子さん=岩手県奥州市立胆沢図書館
ねこ館長に任命された「むぎ」と飼い主の菊池綾子さん=岩手県奥州市立胆沢図書館

「猫の日」の22日、ネコの本を集めたコーナー「猫ノ図書館」が岩手県奥州市胆沢区の市立胆沢図書館にオープンした。公募の「ねこ館長」には、ブリティッシュショートヘアの「むぎ」(オス、1歳)が選ばれ、辞令が交付された。


「ねこ館長」は、同市内の飼い猫を対象に募集され、39匹のエントリーがあった。来館者の投票370票のうち、「むぎ」が最多の32票を集めた。飼い主の同市江刺区、会社員菊池綾子さん(36)は「急に注目を集めてびっくりしているけれど、みんなから愛される館長になれば」と話す。

 ただし、ねこ館長の登場はオープンのこの日限り。今後は写真やSNSなどで活躍してもらう。


「猫ノ図書館」は読書への関心を高めてもらおうと同館の職員が発案。図鑑や写真集、小説、エッセー集など約600冊をそろえ、ネコのパネル展なども開催している。渡辺貴子主任司書(41)は「ネコをきっかけに、もっと本に親しんでもらえるようにしたい」と話す。


(岡田和彦)

朝日新聞
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