野良猫がドロップキック?ダンス? 笑える猫アクション写真集

1,200円+税
1,200円+税

 まるで猫がドロップキックをしているかのような迫力ある表紙が目を引く猫写真集「のら猫拳」(エムディエヌコーポレーション)が、1月25日に発売された。


(末尾にフォトギャラリーがあります)


 写真集に収められているのは、外で暮らす猫たちばかり。拳法をしているような茶トラや、ヒゲダンスを踊っているような黒猫、宿命の対決中(?)の子ネコなど、どの写真も迫力満点で、一見かっこよくキマっているのに、なぜか笑える猫たちの姿に癒やされる。


「猫が格闘技?」「これって中にヒトが入っているんじゃ?」と、Twitterやインスタグラム、雑誌で話題となった猫写真を撮影するのは、猫写真歴3年というアクセント氏。猫の商業写真撮影をしている知人の影響で、1年前から本格的に“アクション猫”の撮影を始めた。半年で10万枚以上を撮影し、今回の写真集が初出版となる。


 ここまで躍動感のある野良猫たちの姿を、一体どうやって撮影しているのか。アクセント氏に聞いた。


 ――もともと野良猫を撮り歩いていましたが、ある時、猫じゃらしを使ってみたら、想像以上に猫が集まってきて、夢中になって遊んでくれたんです。それで「もしかして人間と遊びたい野良猫ってたくさんいるんじゃないか?」と思い、本格的に猫のアクション撮影を始めました。ただし、いつでも遊んでくれるわけではないので、猫たちがその気になるのを気長に待つなど、その時々で撮影の仕方も変わります。何しろ猫は気まぐれですから……。


 アクセント氏はアクション撮影を始めてから、猫の動きの個性豊かさに驚かされたという。


 ――同じおもちゃを追う動作でも、一匹一匹違います。野性的でワイルドだったり、踊っているようだったり、カンフーのようだったり、アニメやゲームのキャラクターのようにコミカルだったり。今まで見たことのない猫の姿に夢中になりながら撮影しています。


 出版したエムディエヌコーポレーションの担当者は「のら猫拳」についてこう話している。


「自由で、意外とたくましく生きている猫たちの姿で、癒やされたり、元気をもらったり、単純に笑ってもらったり、そんな幸せを感じてもらえると思います」


『のら猫拳』

著者:アクセント

単行本: 96ページ

出版社: エムディエヌコーポレーション

本体価格:1,200円+税

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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