猫目線で散歩、広島キャットストリートビュー 観光PR

キャットストリートビュー竹原編のスタート画面=広島県提供
キャットストリートビュー竹原編のスタート画面=広島県提供

「安芸の小京都」と呼ばれる竹原市の町並みを、地上20センチや屋根の上といった「猫目線」で体験できる「広島キャットストリートビュー竹原編」が広島県の特設サイトで公開されている。昨年公開された「尾道編」に続く第2弾。

「竹原編」は、360度の風景をネット上で見られるグーグルの「ストリートビュー」を利用。猫が散歩するような目線で同市本町の「町並み保存地区」の路地を総延長1・7キロにわたって巡り、江戸時代の商家や古刹(こさつ)、飲食店、絶景ポイントなどを写真や動画で見ることができる。

 公開は今月に入り始まった。登場する27匹の猫を見つけると、抽選で50人にオリジナルTシャツが当たるキャンペーンも今月末まで行われている。

 16日には、同地区内の「陶工房 風土」で飼われ、「竹原編」で案内役を務める猫の「漱石」に、県観光課の大内貞夫課長から「県竹原支局路地裏観光課長」の任命状が交付された。飼い主の陶芸家岩川智子さん(51)は「シャイな猫だけど観光PRに頑張ってほしい」。

(清水康志)

朝日新聞
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