野良猫を減らし、地域猫として対応を 管理方法を保健所が助言

野良猫への餌やりのルールを定めた改正和歌山県動物愛護管理条例をPRし、不幸な猫を少しでも減らそうと、新宮保健所がこのほど、来春施行の条例の内容や野良猫への接し方などを一般に説明する相談会を那智勝浦町浦神にある「猫の森株式会社・猫楠舎」で開いた。
条例は飼い猫以外の猫を地域で管理する「地域猫」の対策を盛り込んでいて、餌やりや排泄(はいせつ)について管理計画をつくり、県の認定を受けた人は、県から不妊去勢手術費用の助成などを受けられるようになる。

相談会があった6日は、地域猫の管理計画の申請を検討している人や野良猫の対策に困っている人、飼い猫のしつけに悩んでいる人らが次々と訪れ、キャットシッターの草分け的存在の南里秀子・同社代表や保健所職員から「与えた餌や水の残りはすぐに回収して」などとアドバイスを受けていた。
地域猫についての問い合わせは各地の保健所か県食品・生活衛生課(073・441・2624)。
(東孝司)
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