たま駅長がロゴマークにゃ 和歌山電鉄「うめ星電車」出発

和歌山電鉄貴志川線の新しいデザイン電車「うめ星電車」が4日、運行を始めた。和歌山県特産の梅をモチーフにした深紅の車体を一目見ようと、大勢のファンが集結。「たまⅡ世駅長」の三毛猫ニタマも登場し、門出を祝った。
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うめ星電車のデザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手がけたデザイナーの水戸岡鋭治さんが担当。一風変わった名前は、小嶋光信社長が悩んだ末、「九州が『ななつ星』なら、和歌山は『うめ星』(梅干し)だ!」と発案した。
運行に先立ち行われた内覧会では、県内外から訪れた人たちが、床や窓枠、天井まで木を使った高級感あふれる和風の内装をじっくりと見学した。滋賀県野洲市から訪れた高校生、柿田哲志さん(18)は「これだけ凝った電車が普通運賃で乗れるなんてすごい。一度乗ればまた来たいと思うはず」と話していた。
うめ星電車の運行ダイヤなどは、同電鉄のホームページへ。
(白木琢歩)

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