ドイツの老舗「HUGO BOSS」 毛皮廃止を決定!

 7月6日、HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)は、2016-2017年秋冬コレクションから、毛皮使用を廃止することを表明しました。

 この素晴らしい決定は、JAVAもメンバー団体となっている、毛皮に反対する国際連盟FFA(Fur Free Alliance/事務局:英国ノッティンガム)が、HUGO BOSSに働きかけてきた成果なのです。

 FFAは、HUGO BOSSと話し合いを重ねると同時に、28ヶ国に及ぶメンバー団体が、それぞれ自国のHUGO BOSSをターゲットにした世界一斉キャンペーンを、いつでも開始できる体制を整え、HUGO BOSSにプレッシャーを与えてきました。日本のメンバー団体であるJAVAとNPO法人アニマルライツセンターも、ヒューゴ ボス ジャパン(株)に対するキャンペーンを協同で展開できるよう水面下で準備を進めていました。世界中のFFAメンバーの団結により、HUGO BOSSに毛皮の廃止を決断させたのです。

 HUGO BOSSは、1924年設立の老舗で、世界約120ヶ国に店舗を持ち、2014年のサッカーワールドカップで優勝したドイツチームの公式スーツのスポンサーとしても有名なブランドです。今回の決定は他のブランドにも大きな影響を与えるでしょう。

JAVA
NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)。1986年設立。動物実験の廃止を求める活動を中心に動物の権利擁護を訴え、世界各国の動物保護団体と連携しながら活動している市民団体。
この連載について
from 動物愛護団体
提携した動物愛護団体(JAVA、PEACE、日本動物福祉協会、ALIVE)からの寄稿を紹介する連載です。
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