坂上パパ、千葉に移住して10年余り ご近所さんたちと徐々に打ち解け今では相談も
こんちわ、坂上です!
小さな小さなお話ではあるのですが……。
わたしが千葉県に移住して、はや十余年が過ぎました。
徐々に打ち解けて
はじめの頃はわたしの仕事の影響もあってか、ご近所のみなさんも警戒していたとおもいます。
「テレビで好き放題言ってるあいつは、いったいどんなヤツなんだ」と。
とはいえお互い大人ですから、顔を合わせば笑顔であいさつは交わします。
ただ、わたしはテレビのお仕事をさせて頂いている時は冗舌といいますか、お話をするのが役目ですから、話さないことにはギャラ泥棒になってしまいますしね。
ですが普段はどうかというと、けっこうな人見知りでして。口数も決して多い方ではないんです(なかなか信じてもらえないんですが……)。
なので笑顔であいさつは交わせど、ご近所付き合いは得意なほうではない。
それが、何年ぐらい経ってからですかね。徐々に打ち解けていったのは……。
夜明けとともにお散歩スタート
とにかくわたしの場合は、日頃の行動を見て頂くしかないタイプでして。
で、ご近所さんに映るわたしの日頃の行動は、ほぼワンちゃんたちの散歩しかないんです。
夜明けと共にお散歩をスタートさせ、多い時で計6組。ひと組20~40分として、約3時間弱。これを1年間通して、連日の生放送の責務を担いながらひたすら黙々と続ける。
夜明けと共に活動をされる方は決して多くはありませんが、わたしが住んでいる場所は港の近くなので、漁師さんたちとはすれ違う。
軽自動車で港に向かう人。チャリンコでプラプラと向かう人。徒歩でのんびり向かう人……。
漁師さんだけではありません。
薄暗いうちからお庭のお掃除に励むおばあちゃん。決まった時間に田畑に向けて手を合わせているお母さん。
そんな方々と毎朝すれ違い。必ずこちらから頭を下げる。
そのうち、「毎朝よくやるね」と声を掛けられるようになる。
しばらくすると、「今、何組目のお散歩」と。
今では、「ウチのワンコが調子悪くってさ」と、相談されるようになる。
お散歩の時間を見計らって、浅利を届けてくれるおじいちゃん。
野菜はスーパーで買う必要がないぐらい、しょっちゅう頂きます。
そんなこんなの、「今」なんです。
日々行動を積み重ねて
言葉は大切ですが、使いようによっては疑心や誤解の元になりかねない。
逆にテレビのお仕事の時は、誤解を恐れずに発言しないと面白くもなんともないですから。
ただ、普段はね。
無理に言葉で取り繕うのではなく、日々の行動の積み重ねを……わたしは大事にしたいのです。
それはそのまま、対動物にも言えることだとおもっています。
言葉で褒めたり時に叱ったりも大切ですが、その前に「親」としての責任を日々果たさない限り、信用してもらえるはずがないんです。
なので、今日もお散歩に行ってきます。
で、ご飯を食べて頂いて。お庭で一緒に遊んで。お仕事から帰って来たら、ひとりひとりを触りまくって……皆を寝かしつけてから、自分も布団の中に潜り込む。
今年も、その繰り返しでございます。
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