坂上パパが出会った猫エイズ陽性の猫 ストレスなく暮らしてほしい!そこで作ったもの
こんちわ、坂上です!
今年の5月に「さかがみ家」として初めて、独自にTNR活動をさせて頂いたのですが、実はその中に猫エイズ・キャリアの子がひとりいまして……。
とても甘えん坊
野良猫ちゃんにもかかわらずとても甘えん坊な子で、「この子なら、すぐに家族が見つかるのでは?」と感じていたのですが、キャリアとなるとなかなかどうして二の足を踏む方がまだ多いのが現実なのです。
ちなみに猫エイズといいましても発症さえしなければ天寿をまっとうできると言われており、感染に関しても血液感染が主なので、「血が出るほどのけんかさえしなければ大丈夫ですよ」と、日頃からアドバイスをくださっている動物保護活動家の方々は教えてくださいました。
あと人はもちろん、ワンコにも感染はしないと言われておりますが、獣医さんいわく、とはいえ100%安全とは言い切れないとのこと。
わたしの本音としましては、それでも隔離生活は可哀想なので、時間を決めて解放してあげ、他の子たちとも触れ合える時間を作ってあげたいなとおもっていたのですが、今のご時世はなにをやっても突かれてしまいますので、「さかがみ家」が会社である以上、情にほだされてはいけないなと断念。
「作っちゃえばいいんだ!」
ただ、ケージの中に閉じ込めての隔離だけは避けたく、可能な限りゆとりのある空間で生活をさせてあげたかったので、無い知恵を絞った結果、わたしの自宅にトレーラーハウスがありまして、普段はYouTubeの撮影や打ち合わせで使っているのですが、そこならストレスなく暮らせるのではないかと。
で、実際にその子を連れて来て生活してもらったのですが、人間の欲ってすごいですね。っていうかわたしが欲深いだけなのかな。
十分なスペースがあるとはいえ室内に閉じ込めてることには変わりないじゃんと。「さかがみ家」ならキャットランもあって外を感じられるのに、ここじゃ感じることができないじゃんと。我が家のニャンコ舎にはキャットランがあるけれど、先住猫たちと一緒にするわけにはいかないし、じゃあ、どうすればいいの?
で、考えた結果、「そっか、だったら作っちゃえばいいんだ!」
はい、速攻で作ってもらいました。最初の頃はビビって躊躇(ちゅうしょ)しておりましたが、今では当たり前のようにキャットランで走り回っております。
そして時間を決めてワンコ舎にも招き入れ、ワンコたちと仲良く触れ合っております。
ヤギや羊も来そう!?
それにしても、なにをやってるんですかね。ワンコ舎(母屋)があってニャンコ舎(離れ)があって、トレーラーハウス(キャリア棟)まであって……。
そのうちヤギや羊まで来そうだな。
でも、おかげ様でキャリアの子もいつでも迎え入れられるようになりましたので、家族が見つかるまでお世話に励みたいとおもっています。
ちなみに猫エイズ陽性といいましても、譲渡会などではキチンと明記して譲渡対象になっていますが、まだまだ認知されているとは言えない状況なのかなと。
ですが、キャリアの子だからこそ家族になりたいと言ってくださる方もいらっしゃいます。
ネットで検索すればいくらでも安心材料は拾えますので、一度調べてみてください。
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