救われているのは私たち 譲渡会で出会って迎えた雑種犬「ちくわ」
<sippoストーリー>
ちくわ/女の子/雑種/4歳
普段の呼び名:ちくわ、ちくわさん、ちーちゃん
飼い主さんのニックネーム:935
■名前の由来はなんですか?
白い体に、耳の裏や体の所々が茶色で、まるで焦げ目のようだったので。
■出会ったきっかけはなんですか?
「ペットのおうち」という、里親募集サイトがきっかけです。初めは全然違う犬を見て譲渡会に参加しました。譲渡会で、犬を飼うのが初めてなこと、仕事でお留守番の時間が長くなってしまうことを話すと、それならと引き合わせてくれたのがちくわでした。多くのワンコたちが生まれたての赤ちゃんだったなか、ちくわはすでに生後4か月近く。預かりボランティアさんのお宅でトイレトレーニングもある程度してくださっていた、というのが理由です。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
新しく開拓したお散歩ルートに、あまりに立派な桜が咲いていたので思わず写真を撮りました。ちくわを引き取った当初は兵庫県西宮市に住んでいたのですが、夫の転勤で3年ほど前に高知に引っ越しました。関西と違って自然が豊かで、散歩コースに困りません。まだまだ探検気分で日々お散歩しています。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
高知転勤が決まり、夫だけ先に高知に赴任したのですが、2週間ぶりに夫が関西に帰ってきたことがありました。深夜に帰宅した夫にちくわは大喜び!普段は全然吠えないのに、大きな声でおしゃべりするように吠え、部屋中走り回って大興奮。人間のベッドの上に飛び乗ってようやくおとなしくなったと思ったら……うれションされてしまいました。ちくわの気持ちを思うと怒るに怒れず泣き笑いで、深夜に掛け布団を洗ったのをよく覚えています。ちなみに、一通りの洗濯作業を終えてさあ寝るかとベッドに行くと、夫とちくわがくっついて寝ていて、わたしの場所がなかったのもいい思い出です。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
四季の移り変わりに気がつくようになりました。ちくわがいない頃は、気温やなんとなく目に入るもので季節を感じていましたが、毎日おさんぽに行くようになって、四季折々の花や空の色の違い、星座にも目を向けるようになりました。また、「寂しい」と感じることが減りました。夫とふたり暮らしのときは、ひとりの時間にふと寂しさを感じていたのですが、ちくわがきてからは「いつもちくわがいてくれる」と、心がしっかりした気がします。同時にひとりごとも増えちゃいましたが(笑)
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
以前、ちくわがいつものカリカリを食べなくなってしまった際、ペットショップの店員さんにすすめていただいた、ロイヤルカナンの「ケーナイン ケア ニュートリション エクシジェント 食事に好き嫌いがある犬用」がオススメです。頑なに食べず、胃液を吐くほどだったちくわですが、このカリカリは食欲を刺激したのか、自分からすすんで食べました。食べむらがあったり、なかなかごはんを食べないワンコにオススメです。
■オススメのおでかけスポットは?
高知は自然が豊かなのでどこもオススメなのですが(笑)、特に四万十川や仁淀川などがオススメです。犬の足も届く浅瀬もあるので、とびきりの水遊びを楽しめます。ちくわは怖がりなので経験がないですが、ワンコと一緒に楽しめるカヌーやSUPなどもあるようです。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
うちに来てくれてありがとう。保護犬を救ってえらいね、と言われることもあるけれど、救われているのはわたしです。これからも楽しくておいしくてしあわせな毎日をつくっていこうね。
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