ふてぶてしいのに、どうにもズルかわいい……猫の豊満ボディの愛し方
撮影現場で「あれ? やけに手足が短い? 小顔過ぎない!?」と思う猫に出会うことがあります。
これは目の錯覚で、ぽっちゃりふくよかな感じが美しさを醸し出している……ズバリ! デブ猫です。
選ばれし猫だけが備え持つ、健康かつ豊満なこの肉感ボディ。実は、写真に収めると案外スリムに写ってしまい、その魅力を表現するのが難しい被写体なんです。
動きがほとんどないので、存在感の素晴らしさを褒め讃えながらグッと近づき、広角レンズを使って「迫力」を表現するのがポイントです。
ということで、猫フェチ道を究める連載、第2回目は「豊満ボディ」の愛で方です。
“フェチ”ポイント① 中身の詰まったお腹
タプタプ揺れるお腹は歩いていても、床に着きそうです。
こんなお腹を見ると、誰もが顔をうずめてモフりたい衝動に駆られるはず。
ぷよぷよした柔らかな猫のお腹のたるみは足の可動域を確保するためですが、豊満ボディのお腹は中身がしっかり詰まっているため、ケリケリが届かなかったりします。
でもまたそれがカワイイ!
“フェチ”ポイント② ふて可愛い存在感
見事な猫の放漫ボディの魅力は、福々しく圧倒的な存在感。
呼んでも動こうとしないし、「こっちにおやつ持ってきて~」なんて顔をしている。猫じゃらしで運動をうながすも、シレっとした態度。
ふてぶてしいのにどうにも可愛いのだから、こちらはひれ伏すしか仕方ありません。
その何事にも動じない大きな器を、見習いたいとさえ思えてきます。
“フェチ”ポイント③ 健気に見える
豊満ボディゆえに、何をやっても人一倍(猫一倍)一生懸命な雰囲気をかもしだします。
夢中で遊んでいる最中にオモチャにお腹がひっかかっては、笑いの中心になるスター性も持ち合わせます。
オヤツの時だって、ちょっとの我慢も健気さ百倍。
気が付けば、ほかの猫の食べ残しをキレイに片付けてくれていました。
でも、やっぱり叱る気になれません……わがままボディは、とことんズルいですね。
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