保護した子猫~ズ 無事全匹卒業に“うれしさびしい”母ゴコロ




実家で保護していた子猫6匹のうち、後から来た3匹はほぼ離乳が終わっていて、検査やワクチンが済んだらすぐにもらい手を探せるという状況でした。
「どうしよう〜〜! 早よもらい手見つけんとこのままじゃ家に猫が8匹になってしまう!」と、先住猫プラス子猫6匹の未来予想図を描いて焦っていた母ですが、引き取り手が見つかったら見つかったでしんみり。
一時は、「我が子を嫁に出すより悲しい。あんたらは何かあったら大騒ぎして連絡してくるけど、この子達はLINEもしてくれんし……。いっそこのまま子猫6匹育てようか!」とまで言い出した母ですが、「老人しかいない家なんやし、猫の方が長生きするよ!?」と姉と私で一緒に説得して送り出す決意を固めてもらいました。
子猫たちが旅立つのは、千葉。
すごく遠いんだけど、私の家の近所に住んでる友達に飼ってもらえるということで、私も近況を見に行かせてもらえるし、写真ももらえるしで、本当に感謝しています。
兄弟3匹でいるおかげか、もらわれて行った初日はビクビクしていたけど、ご飯をもりもりと完食。翌日からは元気に家の中を探検。
先住犬のポメラニアンの一滴も出ないおっぱいを吸う子の写真が送られてきて、家族全員爆笑しました。

生まれたてホヤホヤからミルクの世話、お尻の世話までしていた母や姉からしてみたら、子猫たちの行く末となると確かに我が子を思うくらい心配だったんじゃないかな、と思ってます。
私が猫たちにしてあげられることは病院代、輸送費の援助くらいだったんだけど、近所で元気に跳ね回って遊んでる姿を見ると、少しでも子猫たちに関われてよかったと思ってます。
残りの3匹も、続々ともらい手が決まりました。
子猫〜ズ、みんな幸せをつかめて本当によかったです。

(この連載は隔週金曜日に更新します)
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