保護犬猫の見学を個別対応 新型コロナの影響で収容数限界の恐れ
保護された犬猫と新しいもらい手とをつなぐ役割を担う長野市保健所動物愛護センターは、1日から時間予約で個別に見学してもらうことにした。新型コロナウイルスの感染拡大で休日譲渡会を中止せざるをえず、特に猫の収容数が限界に達しつつあった。
同センターは3月30日現在、猫39匹、犬4匹を保護。「動物愛護や殺処分ゼロを推進する拠点に」と、今年1月に40匹収容できる猫舎を新設したが、保護した猫でほぼいっぱいになった。多い時は50~60組が訪れる毎月第3土曜日の休日譲渡会を3月から中止。平日も外出控えで訪れる人が減っているためだ。
同センターは「春からは子猫も入ってくる。このままでは猫の飼育環境が悪化しかねない」と危機感を募らせる。時間予約による個別訪問に限ることで、新型コロナの感染リスクを下げられるとしている。
見学時間は平日午前10時~正午と午後1~3時で、1グループにつき20分以内。予約は市保健所食品生活衛生課(026・262・1212)へ。
(北沢祐生)
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