兄のように赤ちゃんを見守る太っちょ猫 見る人の心ほどける
3歳の男の子ハルタくんと、太っちょ猫マイロの成長を追ったフォトブック「ハルタとマイロ 男の子と猫はいつも仲よし」(辰巳出版)が発売された。まるで兄弟の成長を見るような、やさしい気持ちにしてくれる写真集だ。
写真を撮影したのは、ハルタくんのお父さんで、アートディレクターのすずきけんいちさん(@wise01)。
ある時ふと、赤ちゃんだったハルタ君と、猫のマイロの大きさを比べる写真を撮ってみたところ、マイロの方がはるかに大きいことが面白く、よく写真を撮るようになった。ふたりの写真をインスタグラムで公開すると、「まるで兄弟」「ふたりの寝姿に癒される」と、今やフォロワーは約1.8万人(2019年1月末現在)、海外にもファンがいる。
マイロはすずきさんの独身時代、知人が保護した捨て猫が産んだ赤ちゃん猫。両手に乗るほど小さなマイロを引き取り、立派な体格なるまでに育て上げた。
待望の赤ちゃん誕生
すずきさん夫婦に待望の赤ちゃんが誕生したのは2015年7月。マイロが5歳のときだった。「家に猫がいて大丈夫なの?」など心配されたが、すずきさんは「大丈夫に決まってるじゃないか!」と一蹴。
最初こそ赤ちゃんのハルタ君が泣くと逃げ出していたマイロだったが、いつしか、まるで親のように、時にはお兄ちゃんのように、ハルタくんを見守り始める。
同書には、インスタ未発表の写真も掲載。マイロの子猫時代から、ハルタくんの成長を追いながら、マイロとハルタくんの関係がどう育まれていったのかが分かるような写真が選ばれている。写真1枚だけでも2人の関係性や空気感が伝わり、まるで絵本のようにも楽しむことができる。
「ママ、パパに見てほしい」
編集部は写真集についてこう話す。
「ハルタくんの成長に寄り添うマイロ、マイロとの暮らしによって動物を慈しむ心が育まれてゆくハルタくん。ふたりを見ているうちに自然と心がほどけて、やさしい気持ちになれる写真集です。
正方形のかわいらしい判型で、枕元に置いておいたり、バッグに忍ばせたりして、いろんな場所で何度もめくってもらえるように、手になじみやすいサイズにしました。
猫好きの方はもちろん、子育て中のママさん・パパさんにも『猫といっしょに育つっていいなぁ』と思ってもらえるのではないでしょうか」
- 『ハルタとマイロ 男の子と猫はいつも仲よし』
- 著者:すずきけんいち
- 発行:辰巳出版
- 体裁:B5変型判(160×160mm)、96P、オールカラー
- 定価 1,400 円+税
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