愛犬を夢中にする「あるもの」を探すため、フリマアプリに挑戦!
こんなものに愛犬まっしぐら⁉ と驚いたのが、いわゆるガシャポンのケース。以前も紹介しましたが、友人からお土産でもらったガシャポンのケースを、なんとはなしに愛犬ぷりぷりにあげてみたところ、すっかり夢中になったのです。
鼻先や脚でツンツンすると勝手にコロコロ。表面がツルツルしているからくわえられない、絶妙の形状で予想できない動きをする。そのもどかしさがぷりのツボにハマったようです。
「タマちゃん」と名付けたケースはとにかくよく転がり、すぐに家具の下やスキマに入ってしまいます。ビビリのぷりはこれまで、家の中でもスキマや奥までは入って行くことはありませんでした。ところが、タマちゃんを追っかけているうちに「結界」が切れたようで、テレビ台の後ろ、ベッドの下までぐんぐん突進。齢11歳にしてスキマデビュー。もう、びっくりです。
それでも取れないときは、スフィンクスのごとく座り込み、うんともすんともワンとも言わず、ひたすら家具下のタマちゃんを見つめ続ける。お客さん、眼力じゃ出てきませんよー。
で、取ってあげるわけですが、奥に腕を伸ばすと肩がグキッ! お恥ずかしい話、四十肩気味の身にはとてもしんどいのです。
で、これを使うことに。ててててん♪ ハンディほこり取り~(ひみつ道具風)。
奥に入ったタマちゃんをかき出し、ついでに家具下のフワフワほこりも掃除できる。一石二鳥!
とまぁ、あちこちに入り込んだタマちゃんを肩をストレッチしながら救出したり、ぷりに「パス!」と請われてキックしたり。気づけば汗だくになって一緒に遊んでいます。どちらかという私の運動不足解消と老化防止に役立っているような。ありがとう、ぷり。ありがとう、タマちゃん。
ぷりを夢中にするタマちゃん。預けることが多い実家にもあったほうがいいかなと、フリマアプリに初挑戦。トイレットペーパーの芯や牛乳パックが売れると聞いたときは「そんなものが売れるの⁉ んなアホな」と疑問視していましたが、空のガシャポンのケースも出品されてる……すごいなフリマアプリ。こんな目的で購入するは私だけのような気もしますが。
送られてきた2つのケースは、夢の国のスーパースターっぽい色使いから「ミキちゃん」と命名し、一つを実家へ。もう一つはわが家に残し、タマちゃん、ミキちゃんと交互に遊ばせていました。
ある日、ミキちゃんを置き去りにしたままじーっと私を見つめるぷりぷり。「遊ばないの?」と聞いても、じーっ。もしや……とタマちゃんを見せると、「そう!これ!こっち!」と、きゃっきゃと遊び始めました。それ以降も、タマちゃんだと大はしゃぎなのに、ミキちゃんだとあまりテンションが上がらない。うーむ。
色以外はほとんど同じじゃん。何が違うっていうのさ? 不思議ですが、ぷりの中には私には理解できない「好き」の基準があるんだな、きっと。
まぁ、しばらくしてからしれっと出したら、「新しいタマちゃん!」と大喜びして遊びそうな気もしますが(笑)。
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