海辺で愛犬と暮らす 緑のトンネルをくぐって朝のお散歩へ
家族で海沿いの街に暮らす、モデルの有里さん。出会って10年になる愛犬について、そして、ともに成長していく家族との日々の暮らしについて語ります。
(末尾に写真特集があります)
はじめまして、有里です。
わが家にはトイプードルの男の子がいます。名前はポコです! 出会いのきっかけは、私の友人でした。
ポコが生まれるずっと前、ポコの祖父母にあたる2匹を飼っていた友人が長期の旅行へ行くたびに、うちで2匹を預かっていたんです。
年に数回、彼らの面倒をみるうちに「私も犬を飼ってみたい」という気持ちが芽生えてきました。
犬の妊娠から出産を身近に感じたことも、私にとって大きな出来事でした。かつて甘えん坊だったポコのおばあちゃんが母となり強く生きている姿や、子犬たちの生命力の強さにも感動しました。
ペットショップで動物を「買う」ことには抵抗があって。尊い命をお金で引き取るというシステムや、いろんな種を掛け合わせて愛玩動物としてさらされることに、悲しさがこみあげてきます。
なので、もしご縁があれば、買うのではなく「引き取る」というかたちで、犬を飼いたいと思っていたんです。
そんななか、ポコが誕生。迷わず「うちで引き取りたい!」と申し出ました。
天真爛漫な性格は母親譲り。赤ちゃんの頃から変わらず元気で無邪気なのは、きっと男の子ならではですね。
ポコのお父さんの飼い主さんが「DOG Bless you!」(http://www.dby.jp/)というWEBマガジンを運営しながら動物愛護活動を行なっていたこともあり、世界のペット事情や、日本の殺処分の状況をより深く知ることもできたんです。
今思うと、ポコに出会うまでのそれらのエピソードが、家族として犬を我が家に迎え入れるための自覚を育んでくれたんだなと思います。
うちは千葉県の外房の海沿いにあるんですが、毎朝、緑いっぱいのトンネルをくぐり抜けて海まで行くのがルーティーン。浜辺で遊ぶポコを眺めながら、私はしばしボーっとするのが日課です。
今年10歳になるポコ。体調に今まで以上に注意しながら、老犬になるということをしっかり受けとめていきたいです。ポコが「生まれてきて良かった」「愛されているなぁ」と、私たちとの生活に幸せを感じてくれたらうれしいな。
ポコに寄り添い、一緒に成長していく私たちのことを、これからお伝えしていきますね!
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