ザギトワに贈った秋田犬ぬいぐるみ 空港での人気も金メダル級
秋田、大館能代の両空港ターミナルビルが共同で開発した「オリジナル秋田犬ぬいぐるみ」がヒットしている。昨年12月に5千個の販売がスタート。来年3月末までに売り切る予定だったが、すでに半分以上売れた。海外からの観光客にも人気だという。
県が先月28日、平昌冬季五輪のフィギュアスケート女子の金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手(15)に贈った秋田犬グッズにも、このぬいぐるみが二つ含まれている。
ぬいぐるみは大きさ約20センチ。何度も試作を重ね、尾が巻いているなど秋田犬らしく見えるよう工夫した。かわいい見た目が受け、すでに秋田空港で約2400個、大館能代空港で約400個売れた。お土産として1人で10個を大人買いした人もいたという。
秋田空港ターミナルビルが運営する県内の特産品の通信販売サイト「あ・えーる」では、税込み1480円で売り上げランキング2位。1位の「あつみのかりんとう(同507円)」、3位の「みうら庵(あん)もちもち三角バター餅(430円)」など、安価な商品が売れ筋の中で健闘している。
購入したぬいぐるみの写真をインスタグラムに投稿すると、抽選で特産品が当たるキャンペーンも、今年度末まで実施している。同社は「予想以上の人気。息の長い商品にしたい」と意気込んでいる。
(村山恵二)
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